江藤農水大臣にはギロチンで
- 井上靜

- 5月22日
- 読了時間: 2分
米不足で国民が困っているとき、江藤農水大臣がトンデモ発言。
支持者が米をくれるので買ったことがなく、うちには売るほどある、と発言した。この人は世襲議員だ。息子も息子なら親父も親父だった。それで「パンが無ければケーキを食べればいい」よりもタチが悪いことを言った。
あとから、ウケ狙いで言ってしまったと釈明した。しかし、本当は自宅に貰い物の米がたくさんあるのではないかと疑われている。農水大臣の立場で生産者から貰っていたら受託収賄罪に問われてしまうから。

ある野党議員が「不適切」な発言と言ったが、「不謹慎」の間違いだろう。
この発言で、石破首相は国民に謝罪した。謝る連続の首相だが、前に西田議員の発言で沖縄県知事に謝罪したのは、自民党総裁としてのことだった。問題となった暴言は一所属議員のものだったからだ。
これに対して、江藤農水大臣の件は任命した総理大臣として国民に謝罪した。職責に関わることで不謹慎な発言をしでかしたのだから。
つまり後者の方が罪が重い。
首相は農水大臣を呼んで注意したそうだ。
そして首相が謝ったから更迭とか解任とかはしないとのこと。これは甘すぎるので、野党から罷免すべきだという声が出ている。辞めさせないと内閣不信任案を出すと言っている党もある。それで不味いことになりそうだと思ったのは首相か農水大臣は不明だが、農水大臣は辞表を出したらしい。
このマリーアントワネット顔負けの発言をした江藤農水大臣に、飲食店を営む人など正にブチキレんばかりに怒っているだろう。更迭の首切りではなく、鋼鉄のギロチンが相応しいと思っている人だっているだろう。



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