武蔵野東学園を退学でも大学が入学させればいい
- 井上靜

- 2月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2月9日
東京都武蔵野市にある武蔵野東学園で、三年の女子生徒が理事長から謝罪文を強制されたとして刑事告訴したところ校長から退学を言い渡され、これを撤回するよう求めていると報じられた。
この女子生徒は大学の入試に受かっているので、このままでは進学できなくなる。学校と揉め事があったとしても、その感情的な報復で生徒の将来を犠牲にするのは教育機関に相応しい対応ではない。
これに対して、生徒の将来が最優先であるという指導や助言を文科省は学校側にするべきだという声があがっている。
それより、大学が高校卒業と看做して入学させるべきである。
これは、生徒が不祥事を起こして退学処分をうけたのではない。学校のエライ人から不当な扱いを受け、それが刑事案件になるほどの違法性があるから捜査して欲しいという正当な訴えをしたことに対して、その司法判断を仰ぐのではなく報復をしたのだ。それも生徒の将来を無茶苦茶にするという最悪の形で。
こんなクソ退学処分は無視すると大学が言えばいい。
大学が、高校卒業と看做せば、入学が可能である。
例えば、吉永小百合は芸能活動をしていたために高校を卒業できなかったけれど、卒業も同然の学力であると早稲田大学が看做して入学を認めた、ということがあった。そして彼女は主席か次席で卒業したはず。

そして、高校が弾圧で卒業させなくても、大学の方で入学を認めれば、弾圧の効果が決定的に損なわれる。だから、このような弾圧はしても意味がなくなり、しなくなる。大学としても、芸能人を入れて話題になるより、もっと名を上げることになるはずである。



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