top of page
  • 執筆者の写真井上靜

有田芳生こそ統一協会の信者に相応しい

 統一協会は勧誘のビデオセンターを作っていた。

 これに誘われたことがある。退屈なビデオを見るのは嫌だから、面白いのかと訊いた。すると「ためになる」と言う。それは面白くないという意味だ。

 かつて創価学会員から『人間革命』という映画のチケットをもらって映画館で観たが、いちおう面白かった。そういう面白さが無いから、面白いのかと問われても面白いと言わないのだ。

 そのうえ、問い詰めたら鑑賞料というか受講料を払わされるという。問い詰められるまで有料とは言わない。面白くないのに面白くないと言わないだけならともかく、有料なのに有料と言わない。もちろん宗教の勧誘とも言わない。それだけでも最低であるが、それだけ自信がないのだろう。



 統一協会のビデオとは洗脳だと言われる。

 かつて最もビデオセンター勧誘が盛んだった時は、冷戦に便乗して「悪魔のソビエト」というオカルト仕立てのプロパガンダの内容であった。そんなものを見ただけで信者になってしまう人もいるが、これは統一協会に対する先入観の有無ではなく、自分で考えて判断する能力の問題である。

 その点で、統一協会を追及していると自称する有田芳生もと議員こそ、もっとも統一協会の信者にあっさりとなりそうな人柄である。これは彼の普段からの実にお粗末な言動から明らかだ。


 まず、有田芳生の単純な反共主義。

 父親が共産主義者でスターリン崇拝していたから、息子に芳生と書いてヨシフという名前にしたのだそうだが、そんな親のいいなりだったから共産党員になった。そして忠実というより盲従の党員で、その最たる共産党の機関誌『文化評論』に居たが、喧嘩して追放されてから単純で紋切り型の反共を唱えている。

 また、ウクライナ問題でプロハガンダムービーを見ただけで「プーチン大統領は悪魔だ」とSNSなどで発言して失笑を買っていた。

 これでは、統一協会のビデオを見たら一発で熱心な信者になるだろう。


 とにかく有田芳生には自分の頭で考えたり検証したりする能力が無い。

 そういう人を共産党が求めていたのも事実である。組織の中で上意下達に忠実な者は都合がよいから。そのかわり、ちょっと揉めたら敵対勢力にあっさり寝返る。いちいち実例を挙げるまでもないほど豊富である。

 もっとも、カルトを追及しているという人たちは大抵がそんな調子である。おそらく、そんな自分を糊塗するために批判者を装っているのだろう。 

閲覧数:32回0件のコメント

関連記事

すべて表示

コメント


bottom of page