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投資アドバイザーは本音が言えないので信用しては駄目

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年8月9日
  • 読了時間: 2分

 銀行で行員と投資の話をしたことは先日の話題で取り上げた。

 そこで話したことを、もう一つ。この銀行が提携するネット証券会社のサイトでは、国別の株や債権の所で関係する世界情勢が出るから自分が判断するようになっている。もちろん、この情報は一般的な報道に基づいているので、正確と言えない話も多数含まれている。しかし自分が判断することである。


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 銀行や証券会社のアドバイザーはあてにならない。

 これも前に話題として取り上げたとおりである。さらに、例えばロシアはウクライナ問題で不安だからと取引停止中だが、しかし先行きは上がりそうだという見方も出ている。

 ここで銀行の投資アドバイザーが「これはプーチンの勝ちだ」とは絶対に言えまい。このとき話した担当者の女性も全く同意だった。

 つまるところ、投資アドバイザーは本音を語ることができないのだから、そんな人に相談しても無駄どころか有害である。


 銀行だから堅実とは言っても客を差別している。

 これも前に話題として取り上げたことだ。大口の預金を持つ上得意中の上得意の客に対しては、それを投資に使って欲しいから気を使って慎重に儲かる銘柄を奨めるけれど、そうでなく投資のため口座を作る客に対しては悪意の対応をするのが普通と言っていい。

 そして、有力な政治家の御曹司だと気を使うから、それで自民党の親の七光り議員たちは、投資とは何も考えなくても楽をして儲かるものだと勘違いする。だから、政策ではなく、投資でもすればいいじゃないかと言い出すのだ。


 これでは自分の才覚で生き残るしかない。

 その意欲があるなどする人は、ごく一部なのだから、多くの人が政府の犠牲者になる。今の政府は、自分は不真面目なのに育ちのため自分の不真面目さに気づいてもいない人が中枢にいるので、犠牲者は大量に出て当たり前である。

 その中には自業自得の人も結構いるはずだが、そうでない人もいるので気の毒である。

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