弁護士から電話で指摘が
- 井上靜

- 2023年12月19日
- 読了時間: 3分
弁護士から電話があった。
この人は出版社が縁で知り合った人で、警察署に「弁護士照会」をしてくれないかと前に話していたから、それでのことだった。
この弁護士照会とは、公的機関に対しての問い合わせに回答の義務があるという制度である。警察署が法的に全く問題ない捜査情報を隠すので、弁護士照会であればどうか。回答の義務はあるが、ほんとうのことを言うだろうかと危惧があった。
別の弁護士は、嘘は言わないだろうと言っていた。
もしも嘘を回答したら、バレた場合に困るからリスキーである。リスクが高すぎるほどである。
だから正直に回答するのではなく、屁理屈によって「答えられない」と言うだろう。そうなると訴訟にして文書開示請求をするしかない。
この話をしたところ、電話で、やはり回答はすまいと言う。
これは過去に実際あったそうだ。一応は回答の義務があるのに、捜査情報として秘匿しないといけないとか言う。そんなことあるはずない内容でも、空々しく見え見えの拒絶をする。
この調子だから、訴訟にして開示請求しても同じ。「答弁を差し控えさせていただく」と同じことになる。
田中真紀子が記者会見で言ったことが話題である。
「答弁を差し控えさせていただきます」というのは「疚しくて答えられない」ということだ。そう言うべきだ。それで誤魔化されるほど国民はバカじゃない。差し控えては駄目。そんなのでは、国会議員になるのを差し控えてもらわないといけない。こう喝破して受けていた。
これと同じで、あの自殺したとされる赤木氏の件が、いい例だ。それ自体は良くても後に他の捜査に影響を及ぼすから開示できないという屁理屈を、裁判官は判決で丸写しした。これを聞いて法廷で赤木氏の妻は崩れ落ちたと報じられている。

だから弁護士照会はもちろん文書開示請求も無理だということ。
特に本件は、このblogが付随するホームページにある通り、かつて兵庫県警の警官の内部告発がベストセラーになった出版社から本を出している者が睨まれて、その通信の記録を、違法に入手した問題である。かつては出版社も嫌がらせでガサ入れされたが、また東京まで兵庫県警がはるばる出張してのことだ。
これには、地元東京の警察署に行って話したら、すごい執念だと真顔で警官は言った。
そして、令状がある正当な捜査であることを証明しない兵庫県警。
やはり疚しいからだろう。情報開示は書面がまっ黒に塗り潰されていることが、日本の情報公開制度の実態であるけれど、それでも令状があるということだけ示せる。それすら拒否するのだから、兵庫県警は非常に疚しいということを告白しているも同然だ。
これを前提に、訴訟を提起し、世間にも訴えるということ。これが弁護士の意見だった。



コメント