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安倍より犯罪的なエリザベスの葬式

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年9月22日
  • 読了時間: 2分

 「一七、八歳の美少女だったら、熱狂の度はもっとあがるでしょうな。だいたい民衆は王子様とかお姫様とかが大好きですから」

 「昔から童話では、王子や王女が正義で、大臣が悪と相場が決まっているからな。だが、童話と同じレベルで政治を判断されたらこまる」

 『銀河英雄伝説4策謀編』田中芳樹著 創元SF文庫133頁  



 小さい頃の思い出だが、エリザベス女王が来日した。

 うちの母親はテレビで観て楽しそうにしていた。もともと皇室の番組も大好きである。そんなテレビ番組は愚民化のためのプロパガンダだと言うと怒った。

 一方で、活劇は暴力の美化で戦争の原因になると批判する。それより愚民化のプロパガンダはもっと危険なのに。子供は判断力が無いから活劇を見たら悪い影響があると言うが、子供でも解るプロパガンダの危険が大人なのに解らないとは不可解だった。


 エリザベス女王の葬式があった。

 テレビは延々と美化しながら中継した。エリザベス英国葬に海外から要人500名くらいが参列して弔意を表した。しかし世界各地で起きている紛争の遠因が英国の植民地支配の結果にあり、それを象徴する人物がエリザベス女王であり、その反省を全くしたことが無い人だとアメリカからも指摘されている。


 チャールズ皇太子が代わって国王になったそうだ。

 かつて、チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式で招待状を破り捨てた議員がいたりして英国に王室廃止論は根強く、女性の新首相も出世優先で変節する前はそうだった。安倍国葬と同じように女王国葬に冷淡である英国人はいるが、英政府と英メディアが無い事にしている。テレビに洗脳されている人は気づかないが。

 なにより愚かなのは、日本で、安倍国葬批判したさに英女王国葬と比較し英女王を美化する人たちがいることだ。この人たちの多くが一方で、ロシアのマスコミがロシア国民の中にある戦争反対を無視していると批判しながら英マスコミは批判しない。

 しかも、安倍国葬を批判するためエリザベス国葬を肯定して引き合いに出す人は、英諜報機関MI6と癒着した謀略プロパガンダ放送のBBCを「自民党御用メディア日の丸・君が代NHKなんかと違って立派だ」とマヌケに言っているものだ。


 つまり反自民の人たちは庶民を見下しているが、実は同じ水準の人ばかりなのである。

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