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  • 執筆者の写真井上靜

大石あきこ議員と杉田水脈議員

 大石あきこ議員が杉田水脈議員の野次に反撃して話題だ。

 自民党の裏金を問題にしたところ、杉田水脈議員が野次ったので、裏金のことを話していたら裏金議員の杉田水脈さんが野次ったと言った。

 それで杉田水脈議員は悔しかったらしく、その後は痛くも痒くもないと居直ったが、これに大石あきこ議員は、杉田水脈の痛みや痒みなんてどうでもいいことだと、やり返した。


 もともと杉田水脈という人はテレビの子供むけ番組が拠り所。

 そうしていることを公言していて、それがアニメ特撮の単純な図式に自分を正義の側だと根拠もなく当てはめる。そう単純ではないことをもアニメ特撮は描いていることは周知のとおり。金城哲夫と上原正三は沖縄出身、佐々木守や辻真先は左派、という立場で書いた脚本に反映していて、抑圧されたマイノリティや弱者への視点がある。

 こういうことが子供っぽい頭の杉田水脈議員に解らないだけならともかく、正義の味方どころか悪役の組織の論理が言動に反映していて、杉田水脈議員は仮面ライダーの敵役ゲルショッカーと同じだと言われてきた。


 ところで大石あきこ議員は山口敬之もとTBS支局長に逆転勝訴している。

 これは周知のとおり、山口もと支局長の性暴力について、女性の敵ということで大石あきこ議員が批判していたさい「クソ野郎」と言った部分が批判の域を超えた侮辱とされたことだった。人糞呼ばわりだからということ。

 しかし「クソ」という言葉が人糞を意味するとは限らない。良くない意味で程度が甚だしい場合にも言い、実際に例えば「クソ暑い」とか「クソ忙しい」とかの表現がある。この常識を踏まえて、人糞呼ばわりではないという逆転判決となったのだった。


 同じ意味でクソを使ったことがある有名人が小泉今日子。

 例の、怖い映画の場面で「壁から手がクソいっぱい出て来る」と言ったことだ。ホラー映画ファンを公言していて、それをテレビに出ている時に言った。まさにそういう場面だった。





 この映画、自分はチケットをもらって観た。バイトしている喫茶店の近くに映画館やコンサートホールがあって、店内にポスターを貼る見返りにチケットをくれる。いつもは正社員がもらっていたが、彼らはホラー映画が苦手で、前に観たら就寝中にうなされたと言っていた。それでバイトがもらえた。もう一枚はやはりバイトに来ている女子高生がもらって、観た後に「ああ怖かった」と嬉しそうに言っていた。女性でホラー映画が大好きな人は、よくいるものである。

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