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参政党が提出した国旗毀損罪は反対を侮辱と決めつけ弾圧

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 11月4日
  • 読了時間: 2分

 梅村みずほ議員がタレントと「対決した」。

 この人は差別発言で維新を追われ、改めて参政党から議員になった。それで当然のことながら参政党が提案する「国旗毀損罪」に賛同している。

 これについて、テレビ出演したさい、同席したお笑い系のタレントが疑義を呈した。何か思うことあって、その意思表示として国旗を毀損して見せる人だっている。そういう形での意思表示を自分はするつもりはないげど、それを批判するのではなく刑罰の対象にするのは政治的な自由を抑圧することになるので問題だ、という趣旨の指摘をした。


 

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 そのさい梅村議員は、日の丸にバツをつけて掲げる者がいたことを挙げた。

 これは、国旗のデザインに反対して別のものにすべきであると主張したり、連合国とか連邦とかに属している国で分離独立を求める集会のさい、国旗についている連合国や連邦の印の部分にバツをつけたり切り取ったりするものである。

 つまり、反対の意思表示である。これは参政党が提出した国旗毀損罪の要件である侮辱とは違う。ところが、梅村議員は刑罰の対象にするのだと言っていた。これでは反対したら侮辱とされて刑罰ということだから弾圧である。


 梅村議員は、参政党への抗議で日の丸にバツをつけて掲げられたと言う。

 これも、日本国や国旗を侮辱する意図からではなく、参政党に反対したものである。そして、こんな抗議をされるのは参政党だけである。なぜか。

 よく、参政党は、自分の主張に百パーセントの賛同をしないと日本人じゃないと言っている。ひどい思い上がりで、これこそ日本への侮辱である。これだから、そんな日本には反対だという意思表示である。

 これを法律で禁止して刑罰を加えるというのだから、要するに参政党に従わない者を弾圧したいというとんでもない意図である。


 法案を提出した政党の国会議員が弾圧を目的にしていると言った。

 そういうことになるのだから、このような運用がされる。しかも、参政党に独自の非常識さに抗議したら権力で弾圧ということだから、日本の社会は無茶苦茶になってしまう。

 こんな法案を甘く考えて見過ごしてはいけない。 

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