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保守派は男尊女卑もDVも正しいと信じている

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年5月15日
  • 読了時間: 2分

 大石あきこ衆議院議員(れいわ)の国会質問でDVの問題を取り上げた。

 家庭内暴力(DV)の被害から逃れるための相談員の仕事が昔から相変わらず不安定な雇用となっていて、それを女性にやらせている。そもそも女性が不安定な職場で働き所得で格差ができていて、それがDVの一因であるのに、まるで質の悪い皮肉である。

 だから相談員を正規雇用にするべきだが、具体的な展望はあるのかという質問だった。



 社会的地位の格差がDVを作っているという話が質問中に出てきた。

 これは所得や不安定雇用のため立場が弱い女性の被害ということだが、それだけではないだろう。

 まったく実話であり実はある親族のことだけど、夫からの家庭内暴力に苦しむ女性が人権擁護委員に電話で相談したら、その委員は僧籍にある住職で、かつ自民党市議だった。DVの相談に、読経のム~ニャ、ム~ニャの口調で説教を延々と。その内容とは「妻は夫に従順であるべき」「人生には忍耐が肝要である」などというもの。

 この日本の保守派の変わらぬ体質が土壌としてある。


 着の身着のままで逃げて生活保護でしのぐ人もいる。

 あの悪名高い生活保護申請に伴う「扶養照会」の運用は2021年春に改善され、「照会しなくてもよい」とされる項目が増えた。ただ「しなくてもよい」は「してはならない」ではないという屁理屈が各自治体で横行しているらしい。

 だから照会に怯える方々からの報告が後を絶たない。やはり扶養照会を廃止するしかないという主張がされている。そもそも扶養照会しても無駄なことが判っているのにやるのはただの嫌がらせだと指摘されている。

 そしてDVの場合、夫の頭がおかしくなって酷いDVが始まり逃げ出した女性が、役所の福祉担当者から戸籍上は夫婦だから扶養照会すると脅されたりしているが、そこで性的関係を迫られたこともあった。前にある都内の役所では、庁舎内で生活保護受給の女性と役人が性行為に及んだことまである。


 もちろん男尊女卑もある。

 そこへ、福祉の現場で働いている人の中に不良がいて、そいつらが役得を維持したいから事態が変わらないということではないか。

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