余った食材は自衛隊員に食べさせるなんて失礼
- 井上靜
- 2024年10月23日
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自衛隊も含めた防衛省の傘下では食事が出る。
そこで飯は古米を使っているそうで、新米の季節には古米でなく新米を食べさせてあげるべきだと言う人もいる。
もちろん、味の解らない人もいるから、喜ばない人もいるだろうけれど、解る人だっている。これは出身者によるだろう。
東北の親戚が高級ブランド米を作ってその新米を分けてくれた。
それを、知人らにおすそ分けしたところ、そのうち二人は、研いださいの香りから違うと言っても、サッパリ解らなかったそうで、食べて味の違いも全然解らないと言い、もう一人は水加減を間違えて台無しにしたと笑いながら言い、どちらも口をそろえて美味しい米なんて迷惑だと言った。社交辞令で「ごちそうさまでした」の一言も言えない人であろうことは解っていたが、ここまで酷いとは思わなかった。
この二人は生粋の埼玉県民だから、東北の米どころから新米と言われてもチンプンカンプンだったようで、この調子だから「埼玉県民にはその辺の草でも食わせておけ」と漫画が原作の映画で言われるのだろう。
閑話休題。

さて、自衛隊の食事のことである。
かつて、食品汚染の騒動がある度に、風評被害で売れ残った食材について、自民党にいた当時の鈴木宗男議員が「自衛隊に」と言っていた。
あくまで風評被害だから食べても大丈夫ということであったとしても、売れ残りは直ちに自衛隊の食事というのでは、あまりにも自衛隊員たちに失礼だと思った。このような発想をしているから、古米を食べさせることになるのだろう。
あの森鷗外が軍医だった時。
脚気の防止に麦飯という当たり前のことに対して、良かれと思って、白米を食べさせてやれと言って良くない結果ということがあったけれど、それと古米か新米かの話は事情が異なる。
おそらく、埼玉県出身の隊員たちで相当の割合の人数は解らないだろうが、東北など米どころの出身者は古米ではなく新米だと喜ぶはずだ。東北の親戚も、例えば修学旅行で行った先の食事に「ご飯が不味すぎる」と皆が言ったそうだから。
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