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  • 執筆者の写真井上靜

陸幕副長が公用車で防衛省と靖国神社を往復は当たり前

 陸上自衛隊の小林弘樹陸上幕僚副長(陸将)が、先日、公用車を使って仲間の自衛官らと一緒に靖国神社に参拝しに行った。勤務日に「時間休」をとって市ヶ谷の防衛省と九段の靖国神社を公用車で往復したそうだ。

 もちろん、そんなことは公私混同である。休憩時間だから良いと言うならタクシーに乗って料金は私費で支払うものだ。また、勤務中に公用車で宗教活動するのは中立であるべき行政機関の上層部にいる者に相応しくない。憲法の政教分離原則違反である。

 これは他の宗教でも、例えば創価学会員の自衛官が市ヶ谷から信濃町に公用車で行っても、同じように停職などの処分を受けて当然である。


 しかし自衛隊の実態からすると当たり前の行為である。

 そもそも自衛隊は国と国民の安全など二の次の機関であり、これは警察も同様である。前から取り上げてきたとおり、どの警察署にも神棚が設置してあり、公的な施設に特定の宗教の行為をするものがあってはならないが、しかし戦前に強引な国教化した神社とは別の宗教を信じる不服従の非国民どもを監視と迫害するのが公務だという教育がされている。

 だから靖国神社への閣僚参拝に抗議しにいく市民に対し、警察が常に暴力をふるってきたことは、もう何十年と続いている。

 ここで宗教はただの口実であり、国の統制に反する国民を弾圧するためネタにしているだけである。だから自衛隊の上層部が靖国神社に公用車で参拝しに行くのは当たり前だし、小林弘樹陸将らも靖国神社を本心から信仰などしていないと断定して、まず間違いない。


 警察と自衛隊は権力と暴力によって国民の自由を奪って来た。

 実力行使の機関すなわちマックスウエーバーの言う「暴力装置」が、憲法を否定しているのだ。これはクーデターである。すでに日本は警察国家かつ軍事独裁国家である。それを表向きだけ偽装していて、騙されている人が多いのだ。

 なにより自衛隊の機関紙が昔から、自衛隊はチリのピノチェト将軍のようにするのだと公言してきた。それが続いているというだけのことである。自衛隊の嘘の建前を信じ込んでいる人たちが今さら驚いているだけである。



 SNSでは問題にする人を攻撃する匿名アカウントが大発生である。

 それは例の金で雇われての工作もあるだろうが、自衛隊内からもあるはずである。そして送信元が明らかになりそうだと、権力にすりよる裁判官が開示請求を潰す。前に自衛隊からの送信が疑われたさい、悪徳判事中の悪徳判事として悪名高い貝阿彌誠が他の裁判官が審査しているところへ割り込んで潰したという事実が既にある。

 これは今も改まっていないのだ。

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