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ネトウヨは批判しても警察は批判しない人権派弁護士

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年10月2日
  • 読了時間: 3分

 Twitterで某弁護士のアカウントが引用リツイートしていた。

 それはネトウヨが「政府を批判する者には危害を加えても罪にならないようにすればいいのに」と呟いていたことに対し、昔のカンボジア大虐殺など弾圧政治と同じ感覚なのだろうと批判していたのだった。

 しかしカンボジアでのことは政情不安のなかで起きているから今の日本とは様相が異なり比喩として適切ではない。


 それ以上に問題なのが弁護士としての無責任である。

 なんでもいいから過去に外国であった無関係のことを引き合いに出してのお茶濁しである。これなら無責任な正義感の発露なので楽でいい。ネトウヨが狂信的な発言をしていた程度のことで誰も迫害は受けない。

 しかし現実に今の日本社会で、政府を批判する者に対して警察官や検察官が危害を加えている。殴る蹴るの暴力や、女性に対する性暴力を、個人的な悦楽でやっていて、同時に政治的な弾圧にもなるので、寛容どころか見て見ぬふりどころか推奨されていると言っていいほどの横行である。

 この実態、弁護士なら多少は知っているはずだ。



 しかし弁護士たちは逃げる。

 権力を悪用した犯罪を追及すると弁護士も迫害されてしまうから、受任どころか相談すら拒絶する。

 世間一般でも知られているように、女性が性犯罪の被害を訴えても刑事部長が逮捕状を握りつぶした例の事件がある。また、カルト宗教を追及した弁護士一家が皆殺しになった事件で怯える弁護士の問題も既に述べた。

 こんな現実だから。


 隊内でのセクハラを告発した元自衛官の女性が勝った。

 自衛隊からの圧力があったり、マスコミが配慮しない取り上げ方をしたり、という苦難に打ち勝ったことが話題になった。ついに防衛省の上層部が隊内の性犯罪について事実だったと認めて謝罪した。

 こうした執念の追及に対して、よく弁護士は冷淡にしておいて当人の努力の成果があると便乗したがるのはTwitterを見れば判る。

 なにもしないで無関係な話で誤魔化しておいて、後から結果次第で便乗発言している「人権派」弁護士たちの空々しい卑劣さ。


 カルト宗教を追及する弁護士を非難する人たちがいた。

 他人が信じる宗教を批判して商売するというのだ。ひどいデタラメである。そんな仕事は労力が大変なだけでなく命がけで金儲けにならないのが現実だ。

 この現実の指摘に、ある「人権派」の弁護士が便乗して言った。「貧乏人より大資本のために働いたほうが金儲けになるけれど、そんなことしている弁護士は批判せず、儲からないのに弱者のために働いている弁護士を『商売』だと非難する人がいるので、困ったものだ」と。

 これはその通りで賛成だが、そういう自分は金にならないけれど弱者のために権力や宗教といった怖い集団から市民を守る弁護活動をしているのかというと、やっていないのだ。やっていないから他人に便乗して関心があるかのように装うのだ。

 実に破滅的な弁護士界の実態であるが、今始まったことではない。SNSのため目立つようになっただけのことである。

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