トランプ大統領に変な批判をする志位前委員長
- 井上靜

- 2月27日
- 読了時間: 2分
更新日:2月27日
ウクライナ問題に対するトランプ大統領の発言。
インタビューでトランプ大統領は、ウクライナの資源提供を条件にしている。もともとトランプ大統領の一見変わったふうな発言は、他の米国の大統領と趣旨は変わっていない。ただ綺麗事ではなく剝き出しで率直に本音を語っている、ということだろう。
またトランプ大統領は、露国の軍事作戦について侵攻の非を認めていない。
これに対して共産党の志位前委員長は次のように発言した。
「ロシアの行為が国連憲章違反の侵略であることは、4度にわたって圧倒的多数で採択されている国連総会決議が明確に批判していること。
この原点を否定するなら、国連憲章にもとづく国際秩序は根底から揺るがされる。
和平は必要だが『公正な平和』を目標として堅持すべきだ。」

志位前委員長の間違いには、次のような指摘がある。
まず、その国連憲章第2条について、51条の集団的自衛権は例外となる。ロシアが軍事行動で助けたドンバスは正式に国となっていないが、それならコソボ独立のさいNATO軍がセルビアを空爆した事実について、どう説明するのか。これだから、セルビアはウクライナ問題で政府はロシア非難に迎合していたが、このため国民が反発して首都で対露支持のデモがあった。
他にも色々と例があり、それなのに露国だけ国際法違反とするわけにはいかないだろう。
そもそも志位前委員長が変なのは多数決に従えということ。
なぜなら多数決に従わないと秩序が乱れるというのだが、それを自民党が言うならともかく共産党が言うことなのか。共産党は、自民党や公明党が維新や国民党ときには立憲党まで抱きこんでの圧倒的な多数決で迫害されてばかりだったことを忘れてしまったのだろうか。
また、単純に侵略と非難しているから、ウクライナに軍事支援が行われ、そのため日本は多額の金を出させてられている。生活困窮者がたくさんいるのにアメリカからの命令で日本の安全保障には役に立たない軍事費ばかり出させられていることを、共産党は厳しく批判しているのに。
いったい共産党は、どうしてこんなことになってしまったのか。



コメント