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  • 執筆者の写真井上靜

ジャニーズ性暴力「トンデモ判決」引き合いに反省して見せる東京新聞

 話題のジャニーズ事務所についてのこと。

 その性暴力は、昔から一部では知られていたどころか常識と言っても良かったが、一般的には知られておらず、週刊誌ネタの噂くらいに思っていた人が多かった。

 これはやむを得ない。なぜか。


 その記事は名誉毀損として訴えられて裁判沙汰になった。

 その結果、ジャニーズ事務所内には性的加害行為が存在すると判決で認められた、とは言っても、この判決は元々「きちがい判事」と評判の裁判官によるズサンな認定であったから、あの狂った判決ばかりの異常な裁判官がまたやらかした「トンデモ判決」であるという認識が、法曹に関心のある人たちの間では普通だった。



 それなのに東京新聞は、ジャニーズ事務所をネタに偽善的な声明を発した。

 そんなトンデモ判決を引き合いに出し、ジャニーズ事務所を追及しなかったことの反省を表明したのだ。ジャニーズ事務所の元スター北公次が告発した時に、独自の取材と追及をしているべきだったというなら、現に北公次がマスコミの姿勢を問題にしていたのだから、反省するのが当然のことだろう。

 しかし、その時から無視して続けておいて、凶悪な裁判官として知られる老人の相変わらずズサンな認定は拠り所にならないという当然の対応を他のマスコミがしていたのに、後から大きな問題に発展してバッシングが始まったからと、判決を検証もせず無批判に持ち出して勝手に反省して見せた東京新聞ということである。


 そんな薄っぺらさ丸だしの時流に便乗しただけ東京新聞。

 その空々しいポーズを「これぞジャーナリズムの鏡」と称賛して「他のマスコミは見習え」と言う無知な人たちがいる。これは、どうやら本当に騙されているようである。

 おそらく司法の問題に全く関心がなかったのだろう。だから東京新聞のズサンな格好つけであることに気づかないということだ。

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