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アマゾン商品レビューのデタラメ

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年12月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月4日

 アマゾンの商品レビューはデタラメがひどい。

 これが書籍に対しては、悪意でデタラメを書くのが後を絶たないが、むしろ当然のことだ。それとは違い、悪意なのか無知なのか、あまりにみっともないことが載っている。

 このレビューは購買するさい参考にするようになっているものだから、悪影響しそうなものは放置せず通報するシステムになってはいる。

 しかし、その商品を持っている者でないと気づかないことが少なくないだろう。


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 例えば、腕時計ついてのレビューである。

 電波時計だから自動で時刻合わせするはずなのに、秒単位で外れてばかりいるというレビューが複数あるのを見かけたが、その内容からすると、電波が届かないとか外国に行って使用したとかで、手動の時刻合わせをしたら、自動の時刻合わせに戻すさいリセットする、ということを知らないから、そんな苦情を言っているのが明らかで、これは説明書に記載されているのだから、これをちゃんと読んでいないのだろうと呆れさせられる。


 おそらく、レビューを急かすからだろう。

 早く書いてくれたら保証期間を延長すると謳われているので、まだよく解っていないうちにレビューを書いたと考えられる。しかし、後で気づいたら削除か訂正をするのがマナーだ。

 そうではなく、説明書を読まないままでいる、気づかないままでいる、だから商品を正しく使いこなしてない、という人も結構いるのではないか。説明書を読まないとか、読んでも解らないとか、そんな人たちが商品に文句を言っているので、みっともないと感じる。それがネット販売はサイト上に残る。匿名でレビューをするにしても、あまりおっちょこちょいだと自分で恥ずかしいのだから、その点をみんなもっと気を付けるべきだ。

 

 その腕時計のことは、たまたま知っている商品だった。

 だから、すぐ気づいた。しかし、知らない人は買った人が率直に述べていると思ってしまうだろう。まさか説明書を読んでないから間違った使い方をして商品が悪いと思い込んだ、とは思うまい。

 それでは販売に悪影響してしまう。これはアマゾンが改善の努力をするべきだが、消費者として見ていると、相変わらず正確な情報を得ようにも困難さが伴うものだと感じさせられる。

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