top of page
  • 執筆者の写真井上靜

れいわ組と立憲党の支持者は仲が悪そう

更新日:5月4日

 れいわ新選組と立憲民主党の支持者は仲が悪そうだ。

 よく、SNSで悪口を言い合っているのを見かける。これが理念や政策とは関係がないことだから、ただ仲が悪いだけのようだ。

 なぜなのだろうか。

 なにか具体的な話についてなら解かる。

 例えば、立憲の言い出しっぺである枝野幸男もと代表が、新選組は新興で小規模だから野党のうちに入らないという発言をしたことで、たしかに言い方は失礼な感じだったから、新選組の支持者が不愉快になるのも当然のことだろう。

 他にも、経済政策で消費税の廃止を求める新選組に対して維持に拘る立憲党という違いもある。先日の工藤元気候補も、立憲党から当選したあとに新選組の政策の方が共感できると発言して裏切り者と誹りを受けていた。しかし鞍替えで立候補したら無所属の無党派であった。次点になったのは格闘家ゆえ芸能人としての知名度がある他に自民党の支持者からの批判票が無党派ということで入ったという指摘もある。なんであれ元々は主要な政策で齟齬があったからだ。


 しかし政策なら論争すればいい。

 そんなことではなく、どうも感情的である。立憲は泉代表が駄目だというのは党派や支持層とは関係なく言っているけれど、それとは異なり山本太郎が嫌いだというのが反れいわ組の言い方である。これは山本太郎が芸能を捨てて憂国の士のように振舞い政界入りしたうえ実に熱心なパフォーマンスを繰り広げていることから個人崇拝的な支持者が現れ、これに対して、そんなのは能力や見識とは関係ないという反発があるようだ。


 政策の「ねじれ」は在って当然のこと。

 この政策は支持するが、この政策は支持できない、というのが、別の政党とあべこべになっているのはどの政党にもあるが、れいわ新選組と立憲民主党の場合はかなりの「腸捻転」である。

 そこで、例えば山本太郎だけへの好き嫌いでとやかく言う、などするのではないか。だから政策論争ではなく悪口の言い合いになるという図式と思われる。


閲覧数:25回0件のコメント

関連記事

すべて表示
bottom of page