「医療過誤」「医療ミス」正確には「医療犯罪」
- 井上靜

- 2024年11月14日
- 読了時間: 2分
俗に「医療ミス」「医療過誤」といわれる事件についてのこと。
これを知り合いのジャーナリストで医療問題に詳しい人が、俗に言われるけれど明確な定義が無いとテレビで言っていた。
これについては法律に準じて呼称するべきだろう。

全体的に「医療犯罪」と呼ぶべきだ。
それは「故意」と「過失」に大別され、「故意」は暗殺やテロリズムに近いもので情状酌量の余地無しの万死に値する重罪、「過失」はさらに「善意」と「悪意」に大別され、「善意」は緊急事態で条件が悪かったため慌てていたなどの事情から免責すべきという場合と、知識や認識が乏しかったけれど多くの専門家も同様であるから責任は比較的軽い場合とがある。
そうでない場合、例えば専門家なら知っていなければならない度合が高いなら責任は重いということになる。
また、過失だけれど故意に限りなく近いので罪が重い場合もある。
例えば悪気があるとまでは言えないけれど、学会で発表する論文を書くための材料が欲しかったとか、スポンサーの製薬会社の意を汲んでいたとかで、それが人命軽視となり深刻な結果となった、という場合である。
ここまで来ると、もう重過失であるのはもちろんのこと故意による傷害や殺人にかなり近い。
実際に、この区別にはそれぞれ実例がある。
そして裁判沙汰になったとき、これらのどれに該当するかということが争われている。法律的に当然のことである。
だから正確さを期すためにも「医療犯罪」と称するべきである。それはキツイ言い方だと感じる人もいるだろうから、その疑いがあるとか、軽微であるとか免責されるべき事情があるとか、言い添えることを忘れなければいい。



コメント