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  • 執筆者の写真井上靜

軍拡と貧困のセットは世界各地のトレンド

 軍拡と貧困セットの政策はトレンドに日本も乗っただけのこと。

 安全保障を充実させて、そのさい効率化してなるべく安上りにするのが常識なのに、まず防衛費の倍増と言い出し、その一方で生活苦の庶民をさらに苦しめる、なんてことを政府がするのは、そうすることで一般国民を苦しめて忍従させるのが目的である。


 これは世界の各地に発生した潮流である。

 歴史的に日本と似た部分があるドイツも、中立国・高福祉国だったスウェーデン・フィンランドも、すでに着手している。国の内側は一部の金持ちだけの社会としてしまい、外側では覇権のため戦争するのだ、という路線変更である。

 その口実にされたのが、中国でありロシアである。だから、これをいうと「親中」「親露」とレッテル貼り攻撃がはじまる。



 ところが、これを普段は政府に批判的な人たちが理解できない。

 それが戦争だけでなく、国際情勢の認識となると、ことごとく迷走する。金持ち贔屓と庶民の迫害と一体化している戦争に関して大手マスメディアから垂れ流されるプロパガンダを真に受ける。

 ここで前に指摘したことの繰り返しになるが、戦争プロパガンダを批判するため世界情勢について常識的な情報を、CIAと癒着した米国最大雑誌『リーダーズダイジェスト』から引用しているのに、ロシアの広報『スプートニク』だと言って非難した愚者がいて、まるで産経の記事なのに「朝日が~」と言い出す奴と同じだった。それでいて国内のことでは政権を批判したりする。誰が名付けたか「反自公ネトウヨ」とは的確な表現だ。


 日本の政策を批判する人たちの愚かしい矛盾は、世界情勢と経済の基礎が無い。

 これはNHKや朝日新聞など大手マスコミに勤務する記者でも無知丸出しであるが、では商業メディアと違うと売りにしている『赤旗』など政党機関紙はどうかと言うと全く同じ。

 これだから、日本の政府を批判しても形だけで中身が無いのだ。

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