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執筆者の写真井上靜

精神に異常を来した日本共産党員を利用する勢力

 日本共産党員に属する某地方議員が奇行のあげく追放された。

 この元議員は、それで失業者となったので右翼雑誌に共産党の悪口を書いているから「コジキ」だと嘲笑されていたが、それにしても大した実入りではないはずだ。同様の人は他にもいる。そんな、共産党から追放された人が出る度にスカウトしているメディアも情けない商売であるが、そんなメディアに拾われているシケモクみたいな人こそ、よく恥ずかしくないなあ~というものだろう。よほど金がもらえるならともかく、そんなことあるわけないのだから。

 ところが、恥ずかしくない事情があると言う人がいる。


 元議員と同じ議会の他党派に所属する人が言っていた。

 その共産党から追放された議員について、他党派と違うことを共産党だけが言っているそうだ。すなわち我が儘で手に負えない人であったと共産党だけは言う。ところが他党派の見方は違い、ただの我が儘ではなく精神に異常を来したはずだと言っている。だから奇行ばかりになり、それで共産党は厄介払いのうえ既に無関係となったという態度をとって本音を隠している。そうとしか思えないそうだ。

 そして精神に異常を来しての言動だから、これを利用して共産党を貶めたつもりでも内容が変で信用されない。これなら安心である。また右翼雑誌も、どうせ商売で程度の低い読者に売りつけるのだから、その程度の内容で良いと思っているはず。

 そういうことだ。



 堤清二という財界人は共産党員だったことがある。

 彼は経営者であると同時に文化人っぽい活動もしているが、そこに彼の進歩的な姿勢も反映している。その中で、かつて共産党員だったけれど党の組織を批判して追放された経歴がある。ただ、それが不満でも「反共屋」にはなるまいと決意したという。これは金に困っているか否かの問題ではない。反共屋なんて特別に儲かるわけではないのだから。それなのにルサンチマンで古巣の悪口は醜い。

 これは当たり前のことだろうが、解らない人もいる。


 なぜ。却って損であることが解らないのだろうか。

 寝返った先に媚びても信用されない。一度裏切った者は二度も三度も裏切るものだから。一時的な利用をされるだけでお終いである。そのうえ今は悪口を吐いているけれど前は熱心だったわけだから「別れた女の悪口を言う男」と同じで、それだけゾッコンだったということになり、これは醜い。

 それすら気づけないのは、精神に異常を来したからだ。


 この話題、続きは明日に。

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