参議院議員でタレントの水道橋博士が当選した。
この選挙の最中に安倍元首相が殺害される事件があり、犯人は安倍元首相と懇意なカルト宗教団体の被害者だった。この団体を、東国原英夫はテレビ出演のさい擁護した。これは彼が政治家として活動するさいの相談相手が、同団体と関係があったからだと指摘されている。
この博士と東の二人はビートたけし下お笑い芸人をやっていた仲間だが、今のところ政治的な立ち位置は異なっている。
やはりビートたけし下お笑い芸人のタカは、議員としての博士に不信を表明した。なぜなら、もともと博士は政治に関心のある言動が全く無かったからで、それが急に政治を語りだしても信用できないということだ。
そんな博士を中傷していた劇作家がいて、その内容が無茶苦茶だったのでTwitterで「炎上」していた。
芸人仲間だったタカの指摘が当たっているかは不明であるが、少なくとも博士が育った当時、政治的無関心と保守化の時代であったことは世代的に確かである。そして博士が個人的にどうだったかは不明だが、そんな無関心の時代に育ち、実際に無関心だったと思われる態度を同僚から指摘されている。
それなのに、その劇作家は、博士が思春期の時に共産主義を賛美する本ばかり出版されていたから影響されているという荒唐無稽な認識を開陳したのだった。
この劇作家から業務妨害されたと言う大学教授がいる。
この人は大学でマンガについて研究や授業をしているらしいが、そんなのが大学に存在するとは知らなかった。今は大学の科目もキラキラネームみたいになっているから不思議ではないが。
それはともかく、この大学教授の発言は、安倍元首相に好意的とか擁護的とかの立ち位置で、それと意見や見解が異なる人たちに対して酷い非常識に基づいた中傷をする、ということで劇作家と同類項である。しかも、この劇作家の手口は悪辣だと非難しながら、続けて同じ手口でやり返すこともしていた。ということは、業務妨害の原因とは近親憎悪や内ゲバあるいは嫉妬によるものと考えられるが、その業務妨害について詳しいことは説明が無かったので解らない。
この過去にあった業務妨害について、その大学教授がツイッターに掲載したら、リツイートする人たちがいた。
その劇作家が非常識だという話題の中でのことだったが、その大学教授の、そのツイートには問題がある。その劇作家がしたことについて、詳しい事実が判らないのに、また、本当か判らないし、本当だとしても個人名を出して公然と非難して良いものかは別問題だが、それも実際どうなのか判らない。それなのにリツイートしてしまって間違いがあったとしたら、事後共犯のように見做されることを、考慮しないのは軽率だ。
現に博士が松井市長から訴えられたさい、ネット上で拡散した人たちまで訴えられている。
このことで博士は市長に迫っていた。自分は法廷で受けて立つが、他の人たちまで巻き込むことないだろうと言って。市長は公的な立場なのに、周囲で関心を持つ人まで狙い撃ちは不当ではないか。このさい市長は答えなかった。
あの劇作家は身内のようにも見える同類項の大学教授からも批判されていると言いたくてリツイートしたのだとしても、もしも両者が訴訟沙汰になったら巻き込まれる場合もあるから注意を要する。
それ以前に、他人の批判に便乗するのは醜い行為である。
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