top of page

​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 1月3日
  • 読了時間: 2分

 稲田朋美議員が裏金問題で醜態。

 その口座を管理していたのは実の娘だった。前には夫の代理でやっていたことを忘れて、まったく関与してないと言ってしまい、後から記録が出てきて、失念していたと議場で何度も頭を下げて陳謝していた。

 前は夫で、今度は娘ということだ。


ree

 この人はおかしな言動が目立つ。

 そのうち、「政治不信は国民のモラル低下が原因」と発言したことは、とくに奇妙だと言う人が多いけれど、そうは思わない。自分の高校の担任の教師と同じだからだ。

 もちろん、普通なら「国民の政治不信は政治家のモラル低下が原因」と言うはずだ。それを国民のモラル低下が原因で政治不信が発生していると言う。これは素直に解釈すれば、国民は政治家に唯々諾々と従うもので、それを不信なんて不道徳ということだ。しかも、汚職などがあって政治不信と言われている状態なのだが、それでも国民は政治を妄信するべきで、政治家は汚職でもなんでもやりたい放題で批判されなくていいものだ、と言っていることになる。


 まったく、高校の担任教師と同じである。

 かつて通っていた高校は、教師の腐敗堕落が酷く、責任逃れと自己保身のため適切な指導をせず、なぜなら適切な指導をする自信がなく、結果の責任をとりたくないからと、生徒の将来に関わることでも禁圧していたし、業者の利益を図って学校の規則を勝手に変えて物品を売りつける、などなど無茶苦茶だった。

 それを生徒会などが問題にしても弾圧されるし、モノ申す生徒は生意気というならまだ解るが、不道徳であると言い、これに対して、成績が悪すぎて単位のために媚び諂う落第生を、最高の生徒だと絶賛していた。

 だから、稲田朋美議員が何を言いたいのかは容易に理解できる。


 そして、稲田朋美議員の言うことは訳が解らないという人が羨ましい。

 なぜ解らないのかというと、そういう体験をすくなくとも高校でしてないからに違いなく、責任感のあるまともな教師が担任だったのだろうから羨ましい、ということだ。

 ただ、稲田朋美議員の地元と同じ出身の人が、あの界隈では、あんな調子の人が多いと言っていた。まだ稲田朋美議員がいない時期のことだ。だから当選できたのだろうし、そういう人は各地に少なくない数で存在するということだ。 

 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 1月2日
  • 読了時間: 2分

 性暴力について調べていた人が弁護士を批判していた。

 被害者の相談や依頼なのに、加害者に寄り添う弁護士・法律事務所が多いと言う。寄り添うとは、どういう意味なのか。これは、とにかく示談にしようとするから。

 それは微妙に違うだろう。


 もちろん加害者にとって示談が良いことがある。

 なにより性暴力の事実が動かし難い場合。また、そうでなくても世間体が悪いのを気にする場合。それよりは金で解決したほうがマシだということになる。それで示談にしたがる。

 だから、被害者の相談を受けていながら示談にしたがるというのは裏切りであり、加害者に寄り添うことだという批判である。



ree

 ただ、示談の方が確実に金になる。

 これは被害者にとっては不本意である。弁償して金で解決できるなら結構だけど、人間としての尊厳を踏みにじられて金で解決というのは簡単すぎて納得できない。

 だから、着手金を払い、勝ったら成功報酬というのは当たり前であるが、それを最初から避けて確実に金になる示談というのは、あくまで弁護士の営業・法律事務所の経営の都合である。


 それなら、確実に儲けるのは民事や商事でやればいい。

 なのに、なぜか性暴力など尊厳に関わる事件で確実に儲かるようにしたがる。商売繫盛の法律事務所はだいたい、争うようでいて和解で落とすと明言している。

 これは性暴力だけではない。労働事件でも、医療事件でも、金より尊厳の問題だと依頼人が訴えても、それでは不確実だと弁護士は言うし、もしも尊厳のために闘うという弁護士がいたら、事務所の上司の弁護士に怒られてしまう。


 個人加盟の労働組合も、企業から和解金を取るのが基本方式である。

 その顧問の弁護士も、この方針に合わせている。書類が山積みになっている事務所で大忙しではなく、豪華なオフィスを構えて成功者になったと酔いしれている。そして、人権を金儲けに利用していると非難される。

 実際に被害者は出汁に利用されただけ。

 

 こういうことだから、被害者の相談を受けておいて加害者に寄り添うというのとは微妙に違うのだ。

 そして、もともと、いかにも金儲け主義という人と所だけでなく、表向きは人権派を装っていたりする人と所もある。だから厄介なのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年1月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:1月1日

 ある、品のない人たちが、こちらの噂をしていた。

 もちろん気にしてないが、あまりに紋切型の憶測に基づいているので滑稽だったから、その話をする。それは、暴力的だと悪評がある集団と深くかかわっている弁護士を批判したことだった。この弁護士は自ら関係が深いことを宣言していた。

 この関係そのものが問題ではなく、これを脅しに利用して相手側に和解を迫っていることが弁護士に相応しくないという話だった。他の弁護士たちからも、和解金が事件の相場から不当に高額であると批判されていた。それを暴力的だと悪評の集団と関係が深いことを宣言しながら請求しているのだから、これでは弁護士が暴力で脅して金儲けしているようなものではないか。

 あくまでも、そういう弁護士の倫理に対しての批判だった。


 これを、別の話にすりかえて悪口にしていた人たちがいる。

 その暴力的だと悪評の集団から負傷させられたという人がいて、その人と、ある出版社の社長が、何かのきっかけで会い、それをきっかけに、その集団を厳しく批判する書籍を発行するなどしていた。

 この話とこじつけて、弁護士を批判しているのは出版社との商取引をしている都合だと決めつけていた。

 もともと、出版社との商取引を気にして、何か発言したり、逆に発言を控えるなど、そんな卑劣な態度はまったくとっていない。もう十年以上も前だが、その出版社の出している雑誌の記事が右翼の暴力を肯定する結果になっていると批判したこともある。そして、その後にも、同じ雑誌に何度も記事を書いている。つまり、そんな狭量な態度を、こちらも出版社もとっていない。


ree

 また、この出版社とは、とっくに関係がなくなっている。

 かつては書籍も出版していたが、売り切れで在庫がない。印税も全額支払い済みである。それなのに、商取引を気にして迎合する発言をするなんて、有り得ないことだ。

 しかも、こちらは警察の悪事と、庇う裁判官という、実に困難な、権力との闘いを強いられているのだから、それで迷惑をかけてもいけない。他の出版社はともかく、その出版社だけは警察の天下り先を告発したから迫害を受けて大変な目に遭っている。だから、これ以上の負担は困るはずだ。

 それで距離を置いている。


 そういうことを何も解らず、勝手な憶測で、ろくな根拠もなく、こじつけて中傷するというのは卑劣である。

 ただ、闘う者を闘わない者が笑うという歌があるけれど、それだと思って反対に笑っている。そういうことであるから、いい加減な輩は気にしないでいるので、また出版社に迷惑がかからないよう、皆様におかれても無視に限るということにして頂きたい。

 

 
 
 
  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page