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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年5月21日
  • 読了時間: 3分

 名前は知らないがマスコミで見かける外人タレントが間違いを言っていた。 

 コロナウイルス対策の予防接種を、自分の命を守るためだけでなく他人の為にも受けるべきだと言って、自動車のシートベルトを例えに出していた。



 他人のために予防接種するものだという詭弁は、あのアメリカのテレビドラマ『ER』にも出てきた。考えがあって子供に麻疹の予防接種を受けさせなかった母親を、主人公の医師が一方的に罵倒する場面があり、それもキャラクターが崩壊するほど唐突すぎた。普段は患者の気持ちを配慮して、わがままも聞いてやり、それで診察が長引きすぎると他の医師から注意される医師が、その場面だけいきなり感情的になるから、何か製薬会社から働きかけがあって強引に挿入され場面かと疑うほどだった。


 この時も同じ理屈だった。薬が効かないと危惧したり、あるいは副作用を心配したり、という人たちに、他人への配慮で注射を受けるべきだと言う理屈だったのだ。

 仮にその理屈が成り立つとしても、生命に関わることでは自己決定権が最優先されるのは常識である。

 

 実はシートベルトも同じである。

 その外人タレントに対して、もともとコロナウイルスワクチンの強要を批判していた批評家が、シートベルトは大人も子供も使用するべきことは同じだが、コロナウイルスによる新型肺炎は、陽性反応が出た人数の割に子供の死者が極めて少ないというデーターがあることを具体的な数値を挙げて指摘し、全く違うものだから例えにならないと反論していた。

 それもそうだが、シートベルトも、義務付けられた時は批判的な指摘がたくさん出ていたのだ。


 シートベルトを使用することで防げる危険がある一方で、シートベルトが役に立たなかったり逆に命に関わる危険を生じさせたりもする。

 これには色々と実例があって、条件次第ということだ。だから、自動車に乗る人が、それぞれの条件で判断することなのに、それを認めず、みんな同じように一網打尽で従わせるのは誤りだという指摘がされて、 マスコミでも議論になっていた。

 それで、基本的にはシートベルトは使用することにし、妊婦など身体的な事情がある人とか、配送の仕事で頻繁に乗り降りする人とか、そういう場合は無理して使用するとかえって有害だから、無理しなくても良いことになったのだ。その外人タレントが引き合いに出したような単純さではない。

 

 つまり、シートベルトの使用義務付けの当時どうだったかを知らない人たちや、知っていたけれど時間が経過して忘れてしまった人たちがいたけれど、これと同じように、他の医薬品でも過去に深刻な被害があったことを知らない人たちや忘れてしまった人たちがいるのだ。

 そして今コロナウイルスワクチンのことでシートベルトを引き合いに出し、シートベルトと予防接種の両方に対する誤った認識とともに、自己決定権を否定して強要を正当化していたけれど、ついにワクチンそのものがアメリカで問題になって推奨は中止されたのだ。


 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年5月20日
  • 読了時間: 2分

 例えば「オウム真理教事件」とは、オウム真理教が起こした事件をひっくるめての総称である。

 この中には、坂本弁護士一家皆殺し事件とか、松本と霞が関でサリン散布した毒ガス殺傷事件など、がある。

 これと同様に、「南京事件」とは、南京で日本軍が起こした捕虜虐殺や婦女暴行などの戦争犯罪をひっくるめて言う総称として言われることがある。

 この一方で、「南京大虐殺」の略称として「南京事件」と言う場合もある。


 これに反対する見解もある。

 連載記事のち単行本『南京への道』の本多勝一記者(当時、朝日新聞)は「南京事件」というのは紛らわしいので不適切と述べていた。

 南京事件とは歴史上、名称が定まった事件が複数ある。

 1913年 、袁世凱配下の張勲の軍隊により、南京で在留日本人3名が殺害され、居留民の家屋が略奪された事件。

 1927年、蔣介石の北伐軍が南京入城時に、外国領事館と居留民を襲撃し、これを北伐軍の仕業とみなした米英の軍艦が報復として南京を砲撃した事件。

 1976年、毛沢東の文化大革命に反対し、鄧小平の経済改革を支持する南京での活動。


 このように、1937年12月から1938年初めにかけて日本軍が南京で起こした事件だけでない。

 したがって、南京で起きた他の事件も「南京事件」と呼ばれているので、間違いとは言えない。しかし紛らわしい。それで、用法によって使い分けていることが多い。

 このような話を、なぜするのかというと、今年、虐殺があった場所から生き延びた人がまた一人亡くなったことに関しての話題で、「南京事件」でも「南京虐殺事件」でも「事件」をつけると、未決のような感じがするので、東京裁判で決着しているのだから事件とつけるのは白黒はっきりしない灰色という意味だと言い張る人がいたからだ。

 しかし、そう考える人は、どう探しても、その人だけだった。変わった思考をする人だったのだろう。

 


 
 
 

 オウム真理教事件の総括が雑誌に掲載されていた。

 これを元裁判官が興味を持ってSNSで紹介している。しかし裁判官も、この犯罪を幇助したも同然である。なぜなら、あの時に裁判官が公正だったら、事件と被害者の拡大を防げた可能性があるからだ。

 これはオウム真理教による坂本弁護士一家皆殺し事件に関わる。



 オウム真理教が坂本弁護士から追及されて暗殺事件を起こした。

 このさい、事件を知っている信者の一人が、あまりのことに内部告発をしたが、警察は遺体が埋められている近くを捜索したが発見できず、告発した信者は不可解がったそうだ。

 その後も警察の対応はもたついてばかりだった。この当時、今も相変わらず不祥事が続く神奈川県警は、坂本弁護士の所属する横浜法律事務所と敵対していた。それも影響したはずだと言われていた。

 なんせ、坂本弁護士一家が謎の失踪をして、世間では殺されているだろうと言われていたのに、神奈川県警は、坂本弁護士が借金を抱えて夜逃げしたという誤情報を報道機関にリークしていたほどだったから。


 神奈川県警は共産党の緒方靖男参議院議員宅を違法に盗聴していた。

 それが電話のノイズから発覚し、なんと犯人は警察であると判明したので世間から驚かれた。緒方議員は外語大卒で外国語会話が得意だった。八か国語を流暢に話せるから、自民党の議員でも外国に行くさい通訳に同行してくれと頼んでいた。その自宅の電話を盗聴していれば政治家たちの弱みを握れると考えたらしい。

 ちょうどFBIのフーバー長官のように。


 この事件で警察は裁判に訴えられた。

 だが、裁判官が屁理屈で警察を庇った。兵庫県警(ここも不祥事では神奈川県警と双璧)の元警官「松本均さんの(告発)本を読んで『交番のウラは闇』(告発本の題名。発行は第三書館)であるとは知っていたが、裁判所の裏も闇だった」と言ったのは辻元清美氏だったが、このとき裁判官が断罪して神奈川県警が反省していたら、オウム真理教事件に対してまともな対応をしていただろう。

 あのとき神奈川県警の盗聴で緒方議員の弁護をしていたのが横浜法律事務所であるから、神奈川県警は目の仇にしていた。それを裁判官が庇ったから、神奈川県警は増長していた。


 これで共産党系法律事務所は萎縮してしまった。

 共産党の議員が紹介して法律相談をすると、共産党系の法律事務所の弁護士だから、神奈川県警の事件のように相談に乗ってくれるかと思ったら、弁護士は警察を怖がって逃げてしまうようになった。もちろん、金にもならない事件や手間暇がかかる事件は相談も御断りという弁護士ばかりで、これは共産党系法律事務所も同じだが、警察の問題だと露骨に、巻き込まれるのは御免だと言う。

 これだから、統一協会や創価学会に絡んで人権侵害を受けたと言って相談しても、共産党系法律事務所の弁護士だから親身になってくれると思ったら大間違いという現状である。

 

  

 
 
 
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