- 井上靜

- 4月26日
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更新日:4月27日
「元共産党員が暴露する『集団で生活保護を不正受給する手口』」
という宣伝がSNSで展開されている。大勢でゴリ押しして不正に受給させるという。これだけで荒唐無稽な話だ。
それで共産党の関係者が問題にしている。
このデマを語っているのは元共産党員の女性だ。
これは共産党へのネガキャンだけでなく、生活に困った市民が生活保護を申請するのを躊躇する原因にもなるという指摘されもしている。まったく、片山さつきだとか石原伸晃とかの自民党議員たちによる弱い者いじめ生活保護叩きと変わらない。
こんなことが横行した挙句は、闇バイトや自殺が増殖して社会の治安の悪化である。
この人は職員だったけどクビにされたそうだ。
だから反共屋になった。統一協会と関係していることも指摘されている。変節したとしても、そこまで出来る元共産党員がいるということでもある。
しかし、この人は党組織の下っ端にいた人である。ところが、議員まで務めた人で、右翼メディアに出て同じく反共屋をやっている人達がいる事実もある。
その下品さから、転向ではなく落ちぶれというべきである。

堤清二は東大生のとき誘われて入党したのに理不尽に除名された。
党内の派閥対立による。昔は共産党に派閥対立があった。だから派閥は駄目だということになった。自民党の場合は派閥が裏金の元である。どの党にとってもいいことない。なのに派閥で活性化するとマスコミがデタラメを言う。
ところで堤清二は、追放されてしまったが、しかし、みっともないから反共屋にはなるまいと誓い実行した。だから右翼の鈴木邦男氏も立派だと褒めていた。
ただ堤清二はビジネスと文学の才能で活躍できた。
その才能が無い人達が、みっともないと解かっていても背に腹は代えられないからと反共屋になるのだろう。


