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​炬火 Die Fackel 

 日本に来る外国人が多い。

 これは円安が影響していると指摘されている。そして日本で学校に通ったりで、中には永住を希望する人もいるそうだ。

 このため、落ちぶれたと言われている日本だけれど、豊かで良い国なのだと言う人がいる。


 しかし日本に来る中国人や韓国人は日本に批判的である。

 やはり利用すれば有益だから来日するけれど、その一方で日本の悪いところは日本人よりちゃんと見ている。

 そして、日本には利用すれば有益なものがあって良いけれど、それを日本人が使いこなしていないということで、そうなってしまうのは日本人が空気とか忖度とかばかりだから駄目なんだということだ


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 そうした日本人の態度だけではなく、やはり日本は落ちぶれた国である。

 それでも外国人は来る。かつてアメリカに行く日本人と同じである。ベトナム戦争とか人種暴動とかあって、アメリカってろくでもない国だという時ほど、そんな国でも外国人が行くと有益だと言っていた。そしてアメリカが大好きだけれどアメリカを批判していた。

  

 それで、日本人の中には日本に来る外国人に反感を持つ者がでる。

 なんとなく、日本が嫌いなのに来て、日本を利用だけしている、というような印象を持つからだ。そういうのとは違うのだけど、そこを解らない者が結構いるということだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月1日
  • 読了時間: 2分

 朝日新聞が江川紹子を使って陰謀論をあげつらっている。

 その滑稽さは既に色々と指摘されている。世代や年齢は関係ないのに決定的であることにしてしまっているし、関係あると考え人でさえ江川紹子の言うことは間違いだと言っている。

 そんなことを読んで解らない人がいると考えている朝日新聞の方に驚き呆れる。おそらく、リアルタイムでオウム騒動を知らない世代の記者が、あの時期テレビで江川紹子がどうだったかも知らないから、こんなことをして平気でいるのだろう。


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 もとはマスメディアが不信を自ら招いたことの影響が大きい。

 そのなかでも江川紹子の言動が最悪の部類だった、かつてはテレビよりは新聞の方が真面目と考えられていが、その当時に不真面目の最たるテレビのワイドショーに出てはデタラメ発言をしていたのが江川紹子であった。そんな人を今では新聞が起用している。

 これは新聞の焦りだ。


 江川紹子のやることはデタラメ発言と不見識と泣き落としだった。

 こいつがワイドショーに出ていたのはオウム騒動の当時であった。この時に、有田芳生もそうだが、それ以上に江川紹子は不評だった。

 例えばアピールするためテレビで唐突に不自然な号泣をして見せるから、女子高生から「ウソ泣きオバサン江川紹子」と言われていたものだ。この当時の女子高生より年下の朝日新聞記者が、知らずに江川紹子を起用しているわけだ。


 こうしてマスメディア不信を醸造させた立役者の一人だった江川紹子。

 そのくせ、マスメディア不信に対して「SNSで陰謀論」と非難する。そもそも江川紹子のいう世代や年齢の話と同様に、マスメディア不信も陰謀論も昔からあったことで、SNSは無関係だ。

 しかし朝日新聞は自ら信用を取り戻す努力をするのではなく、インターネットを批判して客離れを防ごうとし、しかも最悪の人選で江川紹子を使ったのだ。やはりオウム騒動をリアルタイムで知らない世代の記者だろう。だから江川紹子なんかを出す恥ずかしさに気づかない。


 そして行き着く先はインターネット言論規制である。

 当然のことファッショ化だ。そうしないと記者クラブ垂れ流ししかできない無能なマスメディアの生き残る希望は無いし、同時に、記者クラブ垂れ流しばかりだから言論報道の自由など無くて良い。

 従ってマスコミは無くて良いということになってしまう。しかしマスコミは今や斜陽産業だから優秀な人材は集まらない。それで江川紹子の戯言を有難がってしまうのだ。

  

 
 
 

 米兵が女性に暴行した事件について。

 沖縄県警は容疑者の身柄引き渡しを求めない。日本の主体性喪失が懸念されている。そもそも、どうして米国は兵士の犯罪があるたびに、日本に対して態度が傲慢なのか。

 この訳は二つある。


 一つは、日本が米国の従属国であるから。

 米国は、宗主国として、自国の市民を渡さないのが当たり前である。


 一つは、日本の司法が中世以下の水準だから。犯罪者であっても基本的人権は尊重するのが当然の近代国家としては、野蛮国の司法に自国民を委ねるなんて、とんでもないことだから。


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 これだから米国基地問題も解決しない。

 日本国内で米軍の横暴に国民が怒っても、その国民が傀儡政府を改めないのだから。ただし、米軍に怒っている人なら、だいたいは日本政府の対応に対しても怒っている。

 しかし米国に隷属する日本政府を支持している人たちは、とにかく隷属が正しいと思っているので、米国に隷属する日本政府に隷属する。この点は前に指摘したとおり。


 米国に怒って日本の主権回復と独立を求める人もいる。

 しかし、それに賛同しない人が多い。もちろん隷属するのを良しとする人もいるが、そうは思っていない人でも、米軍の方が日本軍よりはマシだと思っているから自衛隊に不信感がある。今の自衛隊にも悪いところはいくらでも指摘できるけれど、これがもしも米国支配から脱したとしても、自衛隊が再び日本軍となれば今よりもっと横暴になること確実だ。司法が中世以下であるということは、同じ日本にある公的機関の自衛隊だって同水準である。


 同じ国で、ある部分は良くて、他のある部分だけ悪い、ということはない。

 その国のどこで何があっても、その国にある原因の何らかの反映なのだから、当たり前である。

 つまり、日本で犯罪を起こした兵士を米国が日本に引き渡さないのも、そんな米軍ではなく自衛隊に頑張ってもらおうということにならないのも、日本の国の水準が中世以下の野蛮だから、という同じ原因なのだ。


 それで、当blogの主催者は、ホームページにあるとおり、基地問題で沖縄に行き、それと同時に霞が関で司法問題を追及しているのだ。 

 

 
 
 
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