医療は、専門的な関心や必要性から本気になって勉強しないと理解できないので、頭の悪い人や怠け者や興味本位の不真面目な人ができることと言えば、サブカルチャー用語のネットスラングに過ぎない「反ワクチン」なるレッテルを片っ端から貼ることくらいだ。
そんなことで医学に関わる問題が解ったと錯覚して自己満足する人が目立つ。
親に反発しているだけの人もいる。
薬害など医療犯罪の事実により、医学界や医療行政に対する不信感を持った人は、それ相当にいる。そこで警戒して、自分の子供への予防接種で慎重な態度をとるのも、ごく自然なことだ。
ところが、そうしてきた親のため社会で仲間はずれのようになっていたと言い出す人たちがいる。そして、利権のため人命軽視した製薬業界により多くの被害者がいる歴史的事実を無視し、そういうことを言うのは「陰謀論者」だと非難したうえ、自分は親と違うんだと言う滑稽な「親離れ」宣言をする。
これは漫画家の弘兼憲史と同類である。
弘兼憲史は親が共産党員だったと公言している。
それとは違うのだと言って、親が間違っていた、親が批判していた政府は正しい、と言い出す。独自の道や立場ではなく、ひたすら権勢に媚びる。その挙句、必死で政府に抗議する人たちを「日当をもらってやっている」と誹謗する漫画を描いて抗議されると、自分の漫画が事実無根で荒唐無稽であると自ら認めるという醜態を曝した。
これと似たような者は有田芳生である。
有田芳生(よしふ)は親がスターリンを崇拝していたので名付けられた。
そして日本共産党員になったが、追放された。査問にかけられたとか一発で嘘がバレる荒唐無稽な自己正当化をしているが、共産党以外からも有田芳生は噓つきと批判があり、それで雑誌記者の取材から逃げまわっていたこともあった。
また、薬害についても行政に追従しているだけなのに「科学的になれば怖くない」と言って、彼には無意味な子宮頸がん予防接種を受けて見せていた。維新の音喜多と同じである。
このことで、共産党の不破前議長は言っていた。「共産党員ためるもの科学的であれ。自然科学でも社会科学でも、自己正当化に利用する怠け者に便利な科学的であってはならない」と。一般論として言っていたことだが、有田芳生は見事に当てはまる。
統一協会は洗脳ビデオを見せて囲い込んだ。
それが冷静時代には「悪魔のソビエト連邦と、その手先の日本共産党」という内容だった。その当時から統一協会を追及したという有田芳生は、今ではNATO側のプロハガンダを観て「プーチンは悪魔だ」と叫んでいた。自分の頭で考える能力が完全に欠如している。
つまり有田芳生は統一協会の信者になりやすい。たまたま、ならなかった。よほど稀な幸運だった。だから同類の人に注意を呼びかけたいということなのか。それを利用して売名して、そこそこ成功したから国会議員になれたのだとしても、彼の知性が極めて低いことは間違いない。
とにかく、ネットスラングで紋切型の語りやレッテル貼りをしている人は、頭が悪すぎるうえ怠け者であるから、相手にしてはならないし、これがネット上だけでなく、大手出版社の雑誌に連載している「人気漫画家」だったり、それどころか国会議員だったりもするから、要注意である。