top of page

​炬火 Die Fackel 

 ロシアのメディアが昔、指摘していた。

 「日本人は熱しやすく冷めやすい。政治に対しても、たまごっちやナタデココと同じ。小泉首相は自民党の総理大臣としては印象が変わっていたから一時人気だった」

 これと、れいわ新選組や参政党なども全く同じで、目新しさに投票した有権者が多かった。ほとんど中身は見てない。

 これだから、れいわ新選組から参政党へと支持先を変える人たちがいるのも当然のこと。


 元朝日新聞の鮫島浩が、支持先を変えた代表各である。

 れいわ新選組を熱烈に応援していたけど突然、参政党の支持に回り、れいわ新撰組は支持を失った、なんてことを言い出した。

 そもそも、元朝日新聞記者の佐藤章&鮫島浩は小沢一郎の熱烈支持者だった。以前は共に石丸推しで、今、鮫島は参政党を推してすっかりネトウヨ化であるが、小沢一郎が参政党に入るかもしれないと騒いで賛辞を送っている。つまり、この人は先ず小沢一郎があるのだ。個人崇拝により、その行方によって応援する。

 山本太郎は小沢一郎と提携していた。

 それは、山本太郎が政界入りして不慣れだったところへ小沢一郎から声をかけられたのだ。小沢一郎は政党助成金が欲しかったからだと言われるが、それに乗った山本太郎は小沢一郎に色々と教えてもらえることを期待したらしい。そのうち山本太郎は政界に慣れたから独立し、他に仲間も集まってきた。

 それで鮫島浩は態度を変え、ただ自分が気に入らないという話を、れいわ新選組が支持を失った原因だと、思い込んだようなことを書くようになった。

 例えば月刊誌『紙の爆弾』6月号に掲載された原稿である。同誌は最初れいわ新選組が出来たばかりの時に話題になっていることを肯定的に取り上げる記事を掲載していた。それが失速したことについて問われると、労働運動出身の大石あきこ共同代表のせいで左傾したからだと、鮫島浩は決めつけたのだ。


 このような経緯であるから、これと現状とを併せて考えれば、すんなり来る。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 7月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月28日

 れいわ新選組が左派の団体という誤解についてが前回の話題だった。

 れいわ新選組は、現在の政権に対して厳しく批判的である。そして現政権が右派ということになっている。ただ、本来の右派とは違う。だから右派は批判していて、賛同しているのは権勢に媚びる人たちである。

 この前提で政策をよく見れば、れいわ新選組は保守的である。



 山本太郎が「天皇直訴」した。

 これを、れいわ新選組が左派ではない証左であるという人たちは昔からいる。左派なら天皇に頼ることは無いから、当然の指摘である。

 おそらく、山本太郎の天皇直訴は、あの田中正造のようなパフォーマンスのつもりだったんだろう。時代錯誤と言われてもいいから話題づくりのためだった。

 あの時、右翼民族派の鈴木邦男は、天皇に手紙を渡すくらいいいじゃないかと言って、勝手にやるのではなく、その制度を作るべきだと述べていた。

 しかし、勝手にやるから目立つのであって、それを意図した山本は、鈴木ほど天皇を尊重してはいないだろう。


 それより経済政策が、れいわ新選組は左派ではない証左だ。

 かつて、れいわ新選組を熱烈に応援していた元朝日新聞の鮫島浩は、いつのまにか参政党を応援するようになり、しかも、れいわ新選組が支持を失ったのは労働運動出身の大石あきこ共同代表のために左傾化したからだという根拠不明な分析をしていた。

 この『月刊 紙の爆弾』に掲載された記事を読み首を傾げざるを得なかった。

 すでに言われていることだが、もともと、れいわ新選組の経済政策はデタラメだと言われていた。左派なら経済を重視、マルクス主義の定義では政治は経済の従属物といわれるほどなのに。


 これで学歴差別する者までいた。

 あまりに山本太郎が経済に疎いことを露呈させる発言をするから、それを非難するさい、高校を中退して芸能界に入った山本太郎の経歴と絡めたのだ。しかし、山本太郎が選挙演説でやらかした程度のことは、大学を出ている人でもやらかしている。

 そんなことは、どうでもいい。


 このblogでは初期から、れいわ新選組の経済政策は話にならないと指摘していた。

 なぜなら、貨幣を大量発行すれば庶民が富裕になるという発想だからで、「れいわ新選組は、れいわ御多福会だ」と言って。これはテレビドラマでやっていた話だ。犯罪組織が経済を混乱させるため偽札を大量に作ってばらまくさい、御多福会という新興宗教団体を作って実行役にしていた。これと同じような幻想で庶民の歓心を買ってきた、ということだ。

 これこそが、れいわ新選組が左派ではない証左であり、この幻想が破れて支持を失った、というのが本当のところである。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 7月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月14日

 れいわ新選組の言いだしっぺ山本太郎(元俳優)が国会から引退する。

 これは彼の健康問題と交通違反(制限速度遵守義務違反)スキャンダルのためだ。既に病気で議員が続けられないと辞職していたが、そこへ加速の性能が優れた車種として知られるレンタカー借りてスピード出し過ぎで免停となったこともあった。それで代表も辞任するとのこと。

 このあと引き継ぐ他の著名な人物もいない。共同代表の大石あきこ元議員も、山本代表が去ることから自動的に団体役職を退くことになり、そのまま離党して休養することにしたと言う。



 れいわ新選組は左派政党ではない。

 これを勘違いする人達がいる。ただ今の右派に対して批判的であるだけ。政策は保守的だ。だから「れいわ支持者が参政党に流れる」というのは、まったく不思議ではない。それを元朝日新聞の鮫島浩が、れいわ新選組を熱烈に応援していたけど突然、参政党の支持に回り、挙句に、労働運動出身の大石あきこ共同代表が左に寄せたから、れいわ新撰組は支持を失った、なんて言い出したのだ。これには根拠が貧弱だが、れいわ新選組の基本が保守的であることは言える。

 それで、目新しい参政党に移行する支持者がいたことは確かだ。

 

 ここで共産党の山添拓議員が会見で記者に怒られる珍事があった。

 そのとき山本のスピード違反問題について山𣷹が 「会見をされたこと自体は区切りとして仰ったんだろう」 と述べたら「山本太郎は会見をやったからいいと、そんな軽々なこと言っちゃいけませんよ」 などと言ったうえで、山本の選挙得票が伸び悩んでいることを指摘したうえで「山本太郎は限界じゃないか」「山𣷹さん、あなたね、もっとしっかりしないとね」と説教されてしまうから会見場に笑いが発生した。

 つまり後になってから出てきた新撰組や参政党じゃなく共産党が老舗なんだからしっかりしなきゃいけないという「そもそも論」を、あの記者は言っているのだろう。



 とにかく目新しいものに飛び付き、熱しやすく冷めやすい。

 そういう日本人の習性が、れいわ新選組さらに参政党の支持を急伸させたのだ。

 その前提として、他の政党、特に共産党が、しっかりしてないので問題なのだ。


 
 
 
  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page