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​炬火 Die Fackel 

更新日:6月25日

 立憲民主党の原口一博衆院議員がベッドからの転落で負傷し入院した。

 これを自らSNSのバツ(エックスともいう)で公表した。「スタッフ投稿」として、「怪我で入院します全ての予定をキャンセル致します。申し訳ございません」と。

 同日の夜、投稿で「疲労して眠っていたところ突然、強い衝撃を受けて起き上がれなくなりました。気づけばベットから投げ出されていました」と明かした。

 これだと怖い映画を連想させる。『エクソシスト』や『ポルターガイスト』など。

 

 また、原口一博議員は、酸素マスクをつけた状態の自身の写真を公開した。

 「右目のまわりが打撲したのか黒く腫れ、左の脇腹の肋骨が7本折れていました」「自力で救急車を呼んで搬送されたものの、強い痛みで息が良く吸えず酸素吸入をしています」と説明を加えた。

 しかし、ベッドから落ちたくらいでそんな重症になるのか、もしかしたら襲われたのではないかと心配の声があがった。これを原口議員は否定している。


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 骨折が不可解だから実は襲われたと噂する人たちがいる。

 だが、本人は自己転倒と言ってるし、あと、遺伝体質で骨に難があると公言していた。そのためだと考えるほうが自然である。

 それなのに、よく、歴史修正主義者として渡部昇一と連名で声明を発表できたものだと呆れられていた。渡部昇一上智大学教授は統一協会と緊密で、歴史修正主義は商売であった。そしてもう一つ有名なのは、遺伝病の子供を作るなんて社会に迷惑だと公言したこと。だから劣悪遺伝子排除のナチズムには功績があると主張した。これを『週刊文春』で発表した。


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 この点でもう一人、不可解な人が舩後靖彦議員である。

 もう立候補しないという声明を発表したれいわ新選組の舩後靖彦議員は、重度の身体障害者なのにナチズムに共鳴して自ら積極的に入党したハイデガーを「今世紀最大の哲学者」讃え、極右思想を信奉していることを公言し、当選したら安倍首相からお祝いを言われていた。

 だかられいわ新選組の舩後靖彦議員は、立憲民主党の原口一博と同様に、自らの存在を全否定する思想に共鳴しているとしか思えない。

 そして、そんな人を誘った山本太郎議員の考えも理解できなかった。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 6月23日
  • 読了時間: 2分

 選択制夫婦別姓に反対する政治勢力が執拗だ。

 だから国会でも法律が作れないままでいる。反対している人たちの話は荒唐無稽で、まるで理由になってない。何か害毒があるという思い込みで反対している人もいるかもしれないが、多くは反対のための反対だろう。

 では、なぜそこまで意固地になるのか。


 推進派は「選択制」なのに反対するのはおかしいと言う。

 それは、いちおう、そうだろう。自分は夫婦別姓したくないなら、そうすればいい。それなのに反対するなんておかしいと思うはずだ。しかし、そうではないのだ。むしろ夫婦別姓に反対している人たちは選択制だから反対している。

 だから、夫婦別姓そのものに反対する理由がなくて、反対のための反対をしている、という図式だ。


 強制的な夫婦別姓なら、頑なに反対していた人達が賛成するだろう。

 逆に、選択制だから賛成していた人たちは、強制はおかしいと言って反対するだろう。つまり夫婦別姓に反対している人たちは、人それぞれであることを嫌悪しているのだ。そして自分で判断して決めるということを罪悪視している。

 だから、自分が夫婦同姓が良いならすればいいだけなのに、それを他人にまで強制したがる。自分の都合や好みを他人に強要するのではなく、みんな同じでないと心配だからだ。


 これは注射やマスクと同じことである。

 だから、効果は気休め程度のマスクを同調圧力に利用し、また、薬が効かなくても、害があっても、そんなことは関係ない。あくまで、みんな同じにするためだから。自分の命に関わることだから最大級の自己決定権が尊重されることなのに、みんなに迷惑をかけないようにという圧力で強制する。

 そして薬害の報告があると、途端に、それまでとってきた態度についてしらばっくれる。そして一律で止めようという話になるとあっさり同調する。

 

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 つまり、みんな同じでないと安心できない人たちが多いということだ。 


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 6月22日
  • 読了時間: 2分

 ドイツ首相はナチズム発言をした。

 イスラエルを強く支持し「イスラエルは全人類のために汚れ仕事をしている」と言って民族浄化を公言した。ユダヤ教徒の次はイスラム教徒を標的にしたわけだ。

 ところで、戦後、日本の「進歩的」な人達は「ドイツは戦争を反省して立派だ」と言って、反省が足りない日本を批判するのに利用していた。しかし、当時からドイツに行った日本人は、そんなことないと指摘していた。


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 一般のドイツ人はナチズムを反省していない。

 そもそも、かつて西ドイツ連邦大統領の良識発言が注目されただけで、一般人は無関心だし、ただ無関心であるだけでなく、差別意識もひどかった。ナチス政権下で侵略した国々の人達を見下すのは普通のことで、留学生と結婚すると言えば親戚が猛反対するものだった。「ポーランド人なんて駄目だ」などと、ちょうど日本で「韓国人と結婚するなんてとんでもない」と言う人がいるように。

 これが、ドイツが最近は特に本性を現したことで、明白になったのだ。


 他には北欧崇拝がある。

 西欧より北欧が進歩的だという根拠薄弱な話が、日本では幅を利かせていた。しかし、特にスウェーデンとフィンランドが、ナチスに擦り寄っていた体質が今も変わってないことを露呈させている。特に、福祉国家を止めて中立政策も止めてNATOに加盟することで、北欧における戦後の欺瞞がはっきりした。

 ところが、これを日本のマスメディアは正しく伝えない。とくにNHKは、フィンランドが学校教育でフェイクニュースを見抜く方法を教えているという嘘の報道をしている。都合が悪い情報はロシアが流布していると子供を言いくるめているだけなのに。


 それを北欧崇拝の日本の「進歩的」な人たちが感心しているという無様さである。

 なによりフェイクニュースの発信はフィンランド政府がやっていることだ。あの若い女性の首相のことは象徴的である。この正体はとうに判明しているが、それを日本のマスメディアは美化したまま。これだから、選挙でタレント崩れの女性を担ぎだす日本の政党を不問にする。当選して仕事もろくにしない実態を告発しない。

 つまり、あんな自民党の手口が通用しているのは、日本の「進歩的」な人達が御粗末すぎるからだ。それはおかしいと言っているのは、むしろ右派だったりしている。

  

 
 
 
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