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選択制夫婦別姓に反対は止まない

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 6月23日
  • 読了時間: 2分

 選択制夫婦別姓に反対する政治勢力が執拗だ。

 だから国会でも法律が作れないままでいる。反対している人たちの話は荒唐無稽で、まるで理由になってない。何か害毒があるという思い込みで反対している人もいるかもしれないが、多くは反対のための反対だろう。

 では、なぜそこまで意固地になるのか。


 推進派は「選択制」なのに反対するのはおかしいと言う。

 それは、いちおう、そうだろう。自分は夫婦別姓したくないなら、そうすればいい。それなのに反対するなんておかしいと思うはずだ。しかし、そうではないのだ。むしろ夫婦別姓に反対している人たちは選択制だから反対している。

 だから、夫婦別姓そのものに反対する理由がなくて、反対のための反対をしている、という図式だ。


 強制的な夫婦別姓なら、頑なに反対していた人達が賛成するだろう。

 逆に、選択制だから賛成していた人たちは、強制はおかしいと言って反対するだろう。つまり夫婦別姓に反対している人たちは、人それぞれであることを嫌悪しているのだ。そして自分で判断して決めるということを罪悪視している。

 だから、自分が夫婦同姓が良いならすればいいだけなのに、それを他人にまで強制したがる。自分の都合や好みを他人に強要するのではなく、みんな同じでないと心配だからだ。


 これは注射やマスクと同じことである。

 だから、効果は気休め程度のマスクを同調圧力に利用し、また、薬が効かなくても、害があっても、そんなことは関係ない。あくまで、みんな同じにするためだから。自分の命に関わることだから最大級の自己決定権が尊重されることなのに、みんなに迷惑をかけないようにという圧力で強制する。

 そして薬害の報告があると、途端に、それまでとってきた態度についてしらばっくれる。そして一律で止めようという話になるとあっさり同調する。

 

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 つまり、みんな同じでないと安心できない人たちが多いということだ。 


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