- 井上靜

- 6月3日
- 読了時間: 2分
巨人・阿部監督の辞任騒動で鈴木宗男議員。
「逮捕する必要性があったのか。任意同行で良かったのではないか」と、逮捕の事案ではないと主張したことが報じられた。
この鈴木宗男議員は、自分が汚職の疑いで逮捕されたことがあるからだろう。もちろん不当逮捕の疑いがあれば人権擁護の観点から問いただす必要もある。だが、この場合は立場が遥かに弱い未成年者の女子の人権が優先されて然るべきだろう。

「お母さんになぜ相談しなかった」
そう言って鈴木宗男議員が娘の行動に疑問を呈した。これについてバツ(エックスともいう)で一言呟いた。
「浮気されても我慢してるようなお母さんに相談したってしょうがねえだろ」
このようにサラッと書いた投稿なのにハートクリック数があっという間に三万となり「うちの母がそうだった」という趣旨のコメントがたくさん来た。ということは不倫や家庭内暴力の父親だけでなく忍従している母親にも子供は苦悩しているということだろう。
それに、娘へのDVで巨人監督を辞めた人は、前に酷い不倫を繰り返し家庭内に悪影響したけれど、世間体や夫の収入のため妻は忍従していたと言われている。そんな我慢しても子供のためになるとは思えない。なぜかという実例は世の中にいっぱいある。
俳優の唐沢寿明が自伝で述べている。
そこで彼は、高校生の時に家出した事情を説明していた。彼の父はひどい暴力亭主だった。そして高校生の時、母が父から殴られているのを止めたら、父が怒り、すると母から出て行けと言われた。あんなに殴られてばかりいても好きだったから我慢していたのだと、その時に気づいた。だから彼は家を出たという。
巨人監督辞めた人の妻だって、不倫や暴力でも一緒にいた。それでも好きだったり、世間体や収入のこともあったり、だったのだろう。しかし、いくら金があっても親の不仲や暴力があっては幸せではないし、不倫で金を使い子供のためには使わない人がよくいるものだ。
だから娘はきっと相当に苦悩していたはずだ。そこが鈴木宗男議員には解ってない。


