- 井上靜

- 2023年4月15日
- 読了時間: 2分
自衛隊のヘリコプターが行方不明で墜落らしいと騒がれた。
それで思い出したが、自衛隊のヘリに乗るのが怖いと防衛医大の医師は昔から言っていた。医官として付き添うのはいいが機体が不安定それもガタガタという感じだった。
これは、まともに予算が使われないから。莫大な費用は米国や企業に持って行かれ、これに媚びる上官が出世して、真面目な隊員は劣悪な職場環境という構造である。
それで、また、じゃないのか。
死去した松本零士の作品に『パニックワールド』があった。
これは、実は原子爆弾が東京にも投下されていて不発だったという話である。それが発見されて大騒ぎとなる。爆発したら東京が壊滅するだけでなく今では肥大化した首都となっているため世界のパワーバランスが崩れることも危惧される。そこに各国の思惑も絡む。
そこで、日本国内なのに通信は英語と決められていることに反発する自衛隊機の乗組員が描かれる。

所詮は従属国ということだ。
そして危機に直面して我慢も限界ということで「英語などくそくらえ」とパイロットは言い、司令部も了解して「英語などくそくらえ」と復唱する。
学校の英語講師が住んでいることがある横田基地の中は、何から何まで英語ばかり。米国から郵便など送る場合はカリフォルニア州の分類になる。トランプ大統領はここから勝手に入国したことで話題だった。この返還を石原慎太郎都知事がぶち上げたが駄目で、デカい口きいて失敗したのを誤魔化そうとして東京オリンピックと言い出したのは周知のとおり。



