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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2020年8月8日
  • 読了時間: 2分

 今は亡き歌手の三波春夫といえば、万国博覧会の「♬こんにちは~世界の~国から~」の歌で特に知られ、一部では国民的歌手とまで言われていたが、日本歌手協会から総会の満場一致で除名されている。

 これは同協会が主催する催しで実行委員してるのをいいことに、その録画をテレビで放送するさい自分勝手な編集をしたからだった。時間の関係で全部は放送できないので、歌を一曲の一番だけにするなどしたが、自分だけは歌った全曲を三番まですべて。新人で立場が弱い歌手など完全にカットしてしまった。新人たちは、まだテレビに出る機会が少ない中での出演だから、後援会などに「ぜひ放送を見てください」と言っていたのに。

 これが問題になったのだが、ベテランの田端義夫は、もともと三波を実行委員にすることに反対していたので「案の定」「そら見たことか」の心境だったそうだ。かつて三波は、田端と一緒に出演した舞台で、自分の客と握手するため、トリで歌っている田端の前を横切るなんてことをしていたからだった。


 この話をすると、よく女性は「だって三波春夫って芸人の顔してないじゃん。あれは政治家の顔だよ」と言う。

 もともと三波春夫は政治好きで、最初は戦争体験から平和を願って共産党にも寄付していたが後で変節し、谷沢永一という元共産党員から右派に転じて「サントリー派文化人」の「御用達」「用心棒」といわれた人と親交を結び、テレビでも書籍でも同席していた。

 しかし、そういうことに全く関心がない人で、かつ女性だと、そんなこと言われなくても人相で判ると言うのだ。


 たしかに女性は直感的に人相などから見抜くことがあり、それで「芸人じゃなく政治家の顔」と指摘される人は、芸そのものではなく処世術の賜物という立場を築いているものだ。

 これが今だったら指原莉乃が、まさにそれだ。歌や演技など芸で注目されているわけではなく、容姿だってわざわざアイドルグループに所属するほどではない。だからテレビなどマスメディアで権勢に媚びる発言をし、安倍総理とも会食している。

 また、都落ちした時、冷たい目を向けるHKTに「私を利用してください」と言いながら人望を得て、秋元らに「田中角栄みたいだ」と言われたらしい。

 だが、女性の言うことは違う。いちいち指摘しなくても、人相を見れば一発で明白「あれは芸人の顔をしていない」ということだ。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2020年8月2日
  • 読了時間: 1分

 小沢健二がTwitterで「racismの訳語は『人種差別』ではなく『人種主義』です。Capitalismを『資本差別』ではなく『資本主義』と訳すのと同じ。」と述べて、間違いだと指摘が寄せられていた。

 

 すでに詳しい人から、racismは人種差別の意味だと指摘されているけれど、確かに直訳すると人種主義になりはする。だが、なんで人種と主義が合わさるとかというと、人種本位・人種優先であって平等であることより重んじるべき主義というわけで、こうなると人種差別の意味に当然なる。


 これはfascismが独裁政治の意味で言われるのと同じだ。直訳すると結束主義という意味だが、結束することが何より重要だから主義なのであり、そうなると個人の自由は結束を乱すから否定し、政府への批判は許さないということになる。

 なのに「fascismの意味は結束主義だから独裁政治ではありません」と言ったらどうか。これと同じことである。


 このところ、彼は奇妙な発言を度々しているので、その意味から注目されたうちの一つということなのだろう。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2020年7月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年6月24日


 選挙のたびに集計の不正を疑う人たちがいて、選挙管理委員会が真面目に仕事しないからだと裁判に訴えた人までいる。傍聴したが、選挙管理委員会から来た人たちが本物かと法廷で問題にするなど、言い出したらきりがない追及をしていた。

 そのような問題意識が必要なことだけは言えるけれど、要は中身だ。

 例えば、選挙で票の改変は人口の少ない田舎で起きることで、過去に逮捕者も出ている。

 そうでなくても、心配だから自前の消せない筆記具を持参し、投票場に備え付けの鉛筆は使わないと誇る人がいる。これは、割り箸やレジ袋を使わずマイチョップスティック(自前箸)やマイバッグで環境に貢献していると悦に入る自称エコロジストと同じだ。

 ただ、それは、それでいい。問題意識をもつこと自体は大いに結構だから、それに水を差すことない。

 ところが、不正選挙なんかではなく問題は他にあると偉そうに言っている人たちの中には「政治に関心がある」「勇気をもって政府を批判する」芸能人たちがいて、これが醜い。

 いつも、マスコミが政権与党や現職を隠蔽と嘘で美化しながら世論調査で与党と現職が圧勝だと執拗に繰り返し投票意欲を殺ぐ世論操作が問題になるが、しかし「勇気がある反権力の芸能人」たちは、マスコミとくにテレビに干されたくないから批判しない。そして「野党がだらしない」「有権者の民度が低い」などと根拠の無い中傷でお茶濁しどころか逆に権勢に媚びる。

 これは選挙の前でも後でも同じだ。芸能人とは情けないものだ。

 
 
 
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