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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2021年6月13日
  • 読了時間: 1分

 小田急百貨店新宿店の本館が、2022年度までに一時閉店するらしい。

 このあとは、近くにある都庁舎を超える超高層ビルが建つ予定だそうで、そこに何が入居するのだろうか。今の経済的状況だと、外国資本ばかりで、利用客も外人がいっぱい、ではないか。

 それだけ日本は墜ちた。


 しかし、超高層ビル建設により技術力と資本力の証というのは昔のこと。

 それを遮二無二に追求した結果とは、ちっとも暮らしやすくなっておらず、乱開発と自然破壊、エネルギーの浪費、という現実だった。

 まるで聖書物語のバベルの塔ではないか。



 また、聖書物語で人間の横暴を懲らしめるのは、バッタの大群が農作物を食い荒らす話だ。

 これは実際に時々あることだが、現代では強力な殺虫剤が開発され、これを散布することでバッタを殺すことが可能になった。ただ、全滅とはいかず、生き延びたバッタには免疫ができて、同じ薬は効かなくなる。いくら殺しても「いたちごっこ」となる。

 これと似たようなもので、コロナウイルスのワクチンが出来ても効かない変種が発生している。

 これらは、あくまで喩え話だが、昔から語り伝えられてきたのも、何らかの形で常に当て嵌まることがあるから、普遍性のあることだから、だろう。


 
 
 

更新日:2021年6月23日

コロナウイルス感染防止のため、飲食店の営業時間を短縮するのは逆だろう。

 むしろ延長して、みんなの利用時間をずらし店内の混雑を緩和する方がまだ良いはずだ。

 これは電車の方がもっと問題である。ただし、昔から時間をずらした通勤で無用な混雑を無くそうと言われていても虚しかった事実がある。日本人は大昔から一斉に農作業する癖がついてしまい、皆が同じ時と場でないと不安なのだ。

 

 それで、ただでさえ混雑している鉄道だが、これも飲食店と同じで対策と称し逆のことをしている。

 だいたい、鉄道会社に指示して減便し、こうすれば皆が通勤を休むようになる、なんてわけないだろう。よけいに混雑をひどくして、感染もひどくなるに決まっているじゃないか。

 だから増便と簡単にはいかない。


 もしも昔だったら、労働組合とくに国労が、コロナウイルス感染防止と銘打ちストライキで電車を全て止めてしまい、国は労働者に休業補償しろと迫ったことだろう。

 今では、死んだ中曽根康弘による非組織トラック活用のスト破りと組合潰しの国鉄分割民営化で、御用組合ばかり。それに従わないと弾圧される。

 つまり、政府の新型肺炎の対策がなってないけれど、それに市民や労働者が対抗することも出来なくなっているわけだ。


 そして、新型肺炎のため生活苦の国民を横目に、中曾根もと総理大臣の葬儀に税金を大量に投入する日本政府と、それに抗議もできない日本国民、の図式が出来上がったのだ。





 
 
 

更新日:2021年6月24日

 菅総理大臣が、コロナウイルス新型肺炎で苦境の人たちを助けようとしないのは、生活保護を受ければいいからだと言い放ったが、それだと生活保護の世帯は義務教育しか認められていないので進学できない人が増える。

 これは前に取りあげたとおり。高校は進学率が九割を超えたので容認されている(あくまで容認)が、大学は相変わらず禁止なので、成績の良い子は親と世帯分離の手続きをして進学させており、こうした世帯分離は制度本来の趣旨とは違うから奇策である。

 これを考慮していない菅総理大臣は、官房長官の時に週刊誌から偽苦学の経歴を取りざたされていたが、やはり実際には苦労していないから、それで解っていないのだろう。


 これがきっかけで問題になったのは「扶養照会」の実態である。

 生活保護の申請をすると、役所が親族に扶養照会という圧力をかけるから、親族の関係を悪化させられる。

 これについて週刊誌が記事にしていた。病気で生活保護を申請した人が、扶養照会すると言われたので止めて欲しいと懇願したのに聞き容れられず、自殺した人がいる。こういう悲劇はたくさんある。

 また、菅総理大臣の発言から国会で問題になり、扶養照会なんて本当はしなくて良いことだという答弁が引き出された。


 では、しなくてよい扶養照会を、しているのは何故か。ただの嫌がらせである。そうして苦しめることで、福祉事務の職員がパワハラを楽しんでいるのだ。

 もともと、家族に扶養してもらえるくらいなら生活保護を申請する者はいない。実際、扶養照会によって家族から援助があるようになった件は微々たるもので、ほとんど無いに近いくらい乏しいのが現実である。経済的に余裕が無いから扶養できないのだし、余裕が充分あり一応は扶養してもいいが関係険悪であるなどの事情があれば、家庭裁判所で調停することになっている。

 また、扶養照会をしていると調査なども含めて二週間くらいかかるから、病気や怪我で逼迫した状態の人だと助からない。そもそもは、扶養してもらえそうな親族がいるけれど居所が不明で個人では調べられないというさい、それなら役所が権限を行使して調査しようというのが本来の在り方だ。


 そんなこと、よく解っているのに、福祉事務所職員が嫌がらせを楽しむために、悪意で無用な扶養照会をしているのだ。

 だから、ゆとりがない人に対して、食事の回数を減らしてでも家族に仕送りするべきだと言ったり、子供に進学を断念させて仕送りしろと言ったりする。給与や預金を差し押さえて(法的に不可能だが)お前の方を生活苦に陥れてやると笑いながら脅して面白がった例もあった。

 これだから、親族の関係が悪化するし、自殺に追い込まれた人もいて当然である。ところが福祉事務所の職員にとっては、そうなることが悦楽なのだ。


 こういうタチの悪い不良公務員の話は、テレビドラマに描かれたこともあるくらいで、よほど無関心の人たち以外にとっては常識と言えることだろう。

 この先は、「炎上覚悟」でないと言えないことかもしれないが、ハッキリ言って、そういう不良職員には夜学を出た人の割合が高いはずである。

 かつて「僕だったら、どんなに生活が苦しくても仕送りします」と書いた手紙を扶養照会に沿えた世田谷区の保健福祉センター職員がいた。この「僕だったら」なんていう意味が無い仮定のうえで、制度や法律とは無関係なことを、それが暴言とは気づかず物的証拠が残る形でホザいた偏差値の低すぎる男は、他にも、手術したばかりの人に「いつまで生活保護でいるんだ」と怒鳴るなど人間性を疑う言動だったから、さすがに酷すぎると思った上司が術後に自宅療養している人のところへ謝罪しに行った。

 そいつは夜学を出たと自分で言っていたそうだ。それが劣等感だから、弱者が相手の福祉なら「上から目線」できるから選択したのだと嘯くことが何度もあったそうだ。

 この話をきっかけに興味を持ち、普通はあまり関心を持たれないことだろうが、パワハラ職員の話を聴くたびに気になり学歴を追及したのだが、すると「こいつも夜学か」「また夜学だ」という連続だった。

 そもそも、自分が底辺に居て成り上がると弱者を虐げるというのは、よくあることで橋下徹氏など典型的だが、それより更に下に居る人は、さらに下を見るということだろう。だから、むしろ菅総理大臣の苦学が偽物で良かったのかもしれない。


 
 
 
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