top of page

​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年12月1日
  • 読了時間: 2分

 近所の女性たちが風邪のことを話していた。

 その子供たちが通う学校で学級閉鎖になったという。そんなに風邪が大流行しているとは、巷では特に話題ではないから意外であった。

 これについては、様々な見方があるらしい。それはともかく、風邪の薬についても話題になっていた。


 風邪薬は葛根湯というのが流行のようだ。

 かつては風邪で診察を受けて葛根湯を処方されることは無かった。いつごろからのことだろうか。全国的な傾向だろう。自分が住んでいる東京でも、姻族のいる愛知でも両方で風邪のため診療所に行ったら、葛根湯を処方された。

 そして、俄かな風潮という感じで、とにかく適当に葛根湯という医師ばかりである。これに中国人の漢方医が呆れていた。もともと、葛根湯の誤った使い方については、よく指摘されていた。


 この、誤った薬の使い方は既に色々と言われている。

 なので、具体的な問題については各々で調べることであるが、ここで深刻なのは医師が処方するさい自分で調べないことだ。それで薬の効能書きを鵜呑みにする。

 この効能書きが杜撰すぎて誤っているというほどの低水準らしい。



 葛根湯の前には抗生物質を風邪に対して処方する医師がいた。

 かつて、それがマスコミで取り上げられたことがあった。抗生物質が風邪の原因となる病原体に聞くわけがないのに。

 また、こじらせて併発した症状に適用することが具体的にある場合ならともかく、そういうこともあるかもしれないからと飲むなんて、抗生物質はもちろん他のどんな薬であっても、とんでもないことだ。


 風邪に対しての昔からある薬でさえ、こんな調子である。

 医師ともあろう者たちが、杜撰どころかデタラメすら言って処方してきたのが実態なのだから、いまさら信じられるものかと思うほうが正常な感覚である。まして、未知のコロナウイルス新型肺炎に対する俄か開発な新薬についても、信じられないし、信じてはいけないと主張する人たちがいて当たり前である。

 こうした不信感を払拭する努力を怠っておいて、専門家を信じないとはケシカランと言うのは、振り込め詐欺やカルト宗教のすることである。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年11月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年11月27日

 アマゾンがブラックフライデーと称するセール(特売)をしている。

 これで、どうしても気になって、少し前に購入したものが対象ではないかとウエッブサイトを見たら、一つだけあって、数百円安かっただけだったから、あんまり損した感じがしなくて良かった。なんかセコイけれど。


 ところで、もともとアマゾンなどは配達員の「ブラック労働」が指摘されていた。

 この酷使というかコキ使いが、ブラックフライデーセールで更に激しくなると危惧されている。

 まったくケンローチ監督の映画『家族を想うとき』に描かれるようなことだ。いまいちの邦題で、現代の「アイムソーリー、アイミスユー」の意味するところから外れてしまっている邦題である。これは前にここでも話題にとりあげた。



 配達した先が不在というのが「アイムソーリー、アイミスユー」だ。

 これで、再配達となると配達員に負担だから、配達予定の時間には在宅しているようにしている。「置き配」では時々だが事故があるらしい。生協の配達と全く同じとはいかないようだ。また、ガスメーターのある扉の中に置ける空間がある場合そこを指定していても、判りにくいことがある。

 そして、予定日とされていたより前の日に配達に来てしまい、不在で再配達ということがある。ウエッブサイトでの情報が正確でないことがあるからだそうだ。それで再配達に来た人に、二度手間になってしまい済まないと言ったところ、その若い男は「お気になさらずに」と爽やかに言ったが、それでむしろ済まないという気持ちが増幅した。


 予定時間以内でギリギリの配達ということが一度あった。

 そのさい担当の若い男は「遅くなってすみません」と言っていた。間に合っていたのに。一方、前に家族が頼んだ物の配達があるので待っていたら、予定の時刻を一時間以上経過しても来なくて、おそらく交通渋滞に巻き込まれたと思っていたら、そこへ到着し、渋滞だったのだろうと言ったら配達員のオジサンが「到底、時間以内には配りきれない量を押し付けられてしまったんですよ」と泣きっ面で半分は怒りながら「こっちも被害者なんです」と言いたそうだった。

 ちゃんと時間以内に配達したけれどギリギリだったので「遅くなってすみません」と言った若い男とは大違いだが、条件も違うのだから人柄の差とは言えない。


 そういうことを想う「ブラックフライデー」である。

 
 
 

更新日:2023年11月9日

 阪神タイガースの優勝38年ぶり。

 前の1985年について「あの頃は良かった」とか言っている人たちがいる。あのころは毎日のようにテレビで松田聖子や中森明菜や小泉今日子が歌っていた。今、テレビに出ている神田正輝が「激やせ」と話題だが、彼には事情がある。再婚の噂があったけれど、聖子がいなくても沙也加がいるから良いというほどの溺愛だったから。まさか、そんなことになるとは誰も思わなかった。


 「あの頃は良かった」ではなく「せめてあの頃に気づいていれば」とも言われる。

 それなら日本もおかしな方向に行かなかったかもしれない。あの当時は中曽根内閣で、その政策の数々が、今の日本の衰退を招いた。民営化で日本人が築いた財産を叩き売りしたり、選挙で統一教会の協力を受けたり。

 また、マスメディアへの圧力も露骨になり、その後は朝日新聞阪神支局襲撃記者殺傷事件も起きた。背後に統一協会がいると言われている。

 なんであれ天下泰平と呑気にしている間に、危ない作動があったことは確かだ。



 阪神が勝ってくれたおかげでバーゲンセールがある。

 ほかに無料サービスやらもある。ついでに大阪万博の中止でも発表されたら最高だと言われている。

 阪神の場合はどうなのだろうか。これが西武の場合は西武園遊園地などが入場無料になるだけならいいが、安売り用の商品は出入り業者が自腹切って供出させられるから、たまにならともかく「王者西武」なんて言われ毎年のように優勝していたあの当時は、出入り業者は憂鬱になり、堤義明だけでなく森監督まで恨まれていたものだ。


 また、当時、ウルトラマンなどの演出をしていた実相寺昭雄監督が言っていた。

 「コンピューターの画面で作ったゴジラなんて観たくもない」と。

 たしかに、嘘くさい面白さが無くなった。また昔の技術で怪獣映画を製作して欲しいと思う人はいないだろうが。英国の『サンダーバード』や『機関車トーマス』まで、同じように面白くなくなった。

 そういう時代の流れである。

 
 
 
  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page