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ブラックフライデーのブラック労働

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年11月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年11月27日

 アマゾンがブラックフライデーと称するセール(特売)をしている。

 これで、どうしても気になって、少し前に購入したものが対象ではないかとウエッブサイトを見たら、一つだけあって、数百円安かっただけだったから、あんまり損した感じがしなくて良かった。なんかセコイけれど。


 ところで、もともとアマゾンなどは配達員の「ブラック労働」が指摘されていた。

 この酷使というかコキ使いが、ブラックフライデーセールで更に激しくなると危惧されている。

 まったくケンローチ監督の映画『家族を想うとき』に描かれるようなことだ。いまいちの邦題で、現代の「アイムソーリー、アイミスユー」の意味するところから外れてしまっている邦題である。これは前にここでも話題にとりあげた。



 配達した先が不在というのが「アイムソーリー、アイミスユー」だ。

 これで、再配達となると配達員に負担だから、配達予定の時間には在宅しているようにしている。「置き配」では時々だが事故があるらしい。生協の配達と全く同じとはいかないようだ。また、ガスメーターのある扉の中に置ける空間がある場合そこを指定していても、判りにくいことがある。

 そして、予定日とされていたより前の日に配達に来てしまい、不在で再配達ということがある。ウエッブサイトでの情報が正確でないことがあるからだそうだ。それで再配達に来た人に、二度手間になってしまい済まないと言ったところ、その若い男は「お気になさらずに」と爽やかに言ったが、それでむしろ済まないという気持ちが増幅した。


 予定時間以内でギリギリの配達ということが一度あった。

 そのさい担当の若い男は「遅くなってすみません」と言っていた。間に合っていたのに。一方、前に家族が頼んだ物の配達があるので待っていたら、予定の時刻を一時間以上経過しても来なくて、おそらく交通渋滞に巻き込まれたと思っていたら、そこへ到着し、渋滞だったのだろうと言ったら配達員のオジサンが「到底、時間以内には配りきれない量を押し付けられてしまったんですよ」と泣きっ面で半分は怒りながら「こっちも被害者なんです」と言いたそうだった。

 ちゃんと時間以内に配達したけれどギリギリだったので「遅くなってすみません」と言った若い男とは大違いだが、条件も違うのだから人柄の差とは言えない。


 そういうことを想う「ブラックフライデー」である。

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