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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年8月20日
  • 読了時間: 3分

 先日、男性の不快な体臭をについて発言した女性が問題になった。

 その女性は詳しくは知らないがアナウンサーだったのではないか。それで問題になったらしい。



 ただ実際に、不快な体臭は専ら男性である。女性にも特有の体臭があるけれど、それと不快な体臭は違う。汗臭いとか、足が臭いとか、そういうのなら女性にも同様にあるが、男性の不快な体臭は別である。

 これは生物学的な事情なのか。


 時々、男性と同じ不快な体臭の女性がいる。

 これは不潔にしているのとは明らかに違う体臭である。そんな人は、なにかの事情でストレスを受けているものだ。緊張によって独特の体臭が出ることは医学的に明らかとなっている。だから野生動物は獲物に風下から接近する。

 つまり男性のほうが圧倒的にストレスを受けて緊張しているということだ。


 例えば足が臭いこと。

 女性で自分の足が臭いことを気にしている人は意外と多い。時々、テレビで昔から取り上げられていた。これは女性が無理して窮屈な靴を履いていることの影響だと考えられている。

 これに対して、男性は事情が異なる。特にサラリーマンがひどいのは、それだけ職場でストレスを受けているということだ。前にテレビでタレントの女性が、足の臭さについて自分の父を引き合いに出して話をしていた。会社勤めしていたころは、帰宅して靴を脱いで歩いた跡が臭いで判るほどだったが、定年退職したら足が臭いなんてことはなくなった。それくらいサラリーマンはストレスがひどいのだろう、ということだった。


 自分の母親から臭いと言われ続けた息子の話が興味深い。

 この息子は、子供のころから母親に臭いといわれ毛嫌いされていた。おまえは極端に体臭が強いと罵られつづけた。しかし、そんなこと言うのは母親だけだった。みんな遠慮しているのかと気になって、色々な人たちに率直に正直に言って欲しいと頼んでみたが、だれも特に臭いとか体臭が強いとか感じる人はいなかった。

 だから最初は母親から貶められていると思ったそうだ。よく、虐めで「お前は臭い」と言うのがある。韓国の映画で、小学校の女子が虐めで臭いと罵る場面があって、外国でもあることが解かったが、それかと。

 ところが母親と一緒にいる時に同席した第三者から「こんなことを言うと失礼かもしれないが、嫌味ではなく貴方のためを思って言うけれど、風呂には何日かに一度ではなく毎日入ったほうが良い」と言われたそうだ。

 つまり母親と一緒にいる時だけだった、母親がストレスだったのだ。母親は自分が原因なのに、そうとは気づかないで息子に「臭い」と言っていたのだ。


 

 
 
 

更新日:2024年8月19日

 病院の待合室で高齢者たちが話していた。

 よく、ここで会う高齢者たちのなかの一人が、最近は来ない。それで「体の具合が悪いのかしら」と。ここは病院なのだから体の具合が悪い人の来るところなのに。

 この冗談は、昔からあった。病院の待合室が老人たちの貯まり場になっているからだ。


 病院の待合室で常連のような高齢者が談笑していることは見かける。

 それでも体のどこか具合が悪いもので、一見は元気そうでも投薬や処置が必要だから来ているはずだ。まったく必要がないのに来ている人は、まずいないだろう。よく見かける高齢者の姿が急に見えなくなったら、体の具合が悪いどころではなく自分で動けなくなったとか死亡したとかである。

 勤めている人たちは、体の具合が悪いのに職場の事情で仕事を休んで病院に行くのが躊躇われたりするから、それでやっと病院に来たら長く待たされて、そのさい一見どこが悪いのか判らない老人たちがいるのを見るから、その不満が高齢者に向く。ほんとうの問題は、なかなか休めない職場なのだが。



 高齢者が医療費の無駄遣いをしているとは80年代から言われていた。

 それは職場環境や保健福祉の問題を別にすり替える意図からだろう。そこへ便乗したお笑い芸人が老人いじめをしていた。島田紳助は漫才で、爺さん婆さんたちが病院の待合室にお茶やポットまで持ち込んでいるという話をネタにしていた。

 ところが同じころ公明党の竹入委員長(当時)が真面目に「老人は病院に遊びに行くのを止めて」と選挙演説で発言し、これがマスコミから大きく取り上げられ、共産党は批判していた。政党の代表者が言ったのだから、笑い話ではすまない。「福祉の公明党」なんて所詮この程度だと言われもした。


 ただし、その時代と最近とでは老人世代が異なる。

 あの当時は、老人医療などの福祉政策は恩返しだと言われたものだ。戦争と戦後の復興で苦労した世代で、自分たちの恩人というべき世代だから、それが歳をとってから働いてばかの悪影響で体が弱っている。ならば後の世代が世話するのは当然のこと、というわけだった。

 ところが、今の老人世代はまったく違う。戦争を知らないし苦労もしてないから尊敬できず、存在していることが迷惑でさえある、と将来に必ず言われるだろうことが、けっこう前から指摘されていた。

 その予想が的中したということもできる。

 
 
 

更新日:2024年8月14日

 これはコロナウイルスに限らない予防接種一般についてのこと。

 昔から、予防接種により却って深刻な被害が発生している事実が報道でも取り上げられていた。主に薬の副作用の被害だが、あと針を刺した身体の部位が悪かったとみられる被害もあった。

 これに対して、厚生省も調査して対策を講じていた。また、昔はインターネットが無かったから、被害の告発をSNSで発信することも不可能だった。それが無くても、役所は調査するものだったし、マスコミも報道したのだった。


 ところが、最近では厚生労働省とマスコミが被害の否定に血眼である。

 もちろん、御用の学者や報道は昔からあったことだが、最近では事情が異なっている。なにより、コロナウイルスという新手の病原体に対して登場した新薬の拙速さがあり、他にも、必要性が疑問な感染症に対する予防接種の推奨が強引である。これでは利権がらみではないかという疑惑が生じるのも当然であるうえ、それを否定するのに官民挙げて躍起だから、なおさら不信感が増す。

 また、省庁の腐敗堕落が、政治の影響もあって、昔ではあり得ない水準に悪化しているし、マスコミは斜陽産業であるから昔のように優秀な人や気骨ある人がいない。そこで、時代の趨勢から出るべくして出るのが、大資本の圧力があってのことだろうという疑惑である。


 ここで「自分の頭で考える」必要性がある。

 そのさい注意するべきことがある。まずやるべきことは、SNSで、自分が予防接種をしたと言っている人たちを無視することだ。これらの多くは、そのさい、よく、「他の人に迷惑をかけないようにするのは当然」という奇妙かつ使い古された論法を用いたり、「反ワクチン」とか「陰謀論」とかのサブカルチャー用語を使っていたり、である。また、自分は注射したけれど身体に何も悪いことが起きてないという、何の証明にもならず、それ以前に注射されたのが本当かも解からないことを言っているものだ。

 これだけでも、真面目に考えるなら無視しなければならないが、こうした不真面目な発信は、だいたいが匿名である。相手に出来るわけがない。

 では、実名を出しているのは、どうか。いくら実名を出していても、よく匿名で行われるのと同じ不真面目な内容では、それを実名でやれてしまうなんていうのは、ただの恥知らずであるから、なおさら信用してはならない。



 あと大学のセンセイとか議員のセンセイが注射して見せていること。

 これら「権威ある」人たちは、それなり頭が良いから、その悪知恵を働かせていて、やらせの写真をわざわざ公開していることからしてまず怪しいうえ、これは本当に昔から行われてきたトリックだが、本当に注射して見せていても、その医師もグルで、注射器の中に入っているのは当該薬品ではなく点滴で使う栄養剤である。

 これらを念頭において自分の頭で考えるなら、少しは長生きできるはずである。


 
 
 
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