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​炬火 Die Fackel 

 暑いので、まず冷房の設定温度について語ろう。

 かつて、冷房は28℃で我慢しろという広報がされていた。これが最初に言われたのは結構古くて、70年代のことだった。今もガザで大変なことになっているが、あのころ中東戦争の影響による石油危機がきっかけで節電が呼びかけられ、今と違ってエアコンがインバータ―になる前は、すぐブレーカーが落ちるほど電気の大食いだったから。


 冷房が電気の大食いだった当時。

 例えばノスタルジーアニメの人気作品『ちびまる子ちゃん』は70年代の設定だが、主人公の爺ちゃんが、クイズ番組に出て賞金を獲得する話があり、このクイズ番組とは当時ほんとうに人気だった番組で、先日亡くなった司会者の押坂忍が仕切っていた。その再現場面に押坂忍が声の出演をして話題づくりしていた。

 そして、当時はエアコンではなく冷房だけのクーラーで、これがちょっと贅沢な家電だったので、獲得した賞金で購入したのはいいが、消費電力が多く直ぐブレーカーが落ちてしまい、なら設定の電圧を変えるかというとそうではなく、もともと主人公の父親はケチなキャラだから、暑いのを我慢すればいいとエアコンを取り外し他人に譲ってしまう。

 お爺ちゃんも孫もガッカリだった。



 あの当時は、まだ我慢できる暑さだった。

 それが気候の変動で世界的にひどいことになっている。その違いはあるが、あの昭和の時代は精神論でなんとかなると言ってもいた。これで死者も出ていた。

 今でも、日本各地で、小学生や中学生・高校生が、友達が熱中症っぽくなっていたので、下校中にコンビニで飲み水を買ったら、買い食いは校則違反だと教師に怒られた、という話を聴く。

 大昔、安息日に空腹で収穫物を取った信徒を、労働したから戒律違反ではないかとパリサイ人に指摘されたイエスは「人間のために安息日があり、安息日のために人間がいるのではない。人が安息日の主だ」と退けた。

 しかし、日本の学校の教師には通用しない。


 もちろん、教師が洗脳や呪縛をされていることもあるだろう。

 上から指示されたことに従わないと処罰されるから。生徒児童に体罰やセクハラをしてもお咎め無しだが、君が代で起立しないと一発でアウトだから当たり前である。憲法では教育は国民の権利と規定されているのに、文科省は勝手に、義務教育の教科書は国の期待に沿う人材育成のために配布しているのだから、それに応えなさいという違憲な説教を添付していることは周知のとおり。

 そこへもって、昭和の部活が今も影響しているのだろう。暑くても喉が乾いても水を飲むな、根性で何とかなると信じている。

 つまり日本は、パリサイ人の法学者どころか、ローマ帝国である。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月21日
  • 読了時間: 2分

 病気で入院した知人が食事のキウイに辟易していた。

 これが週に三回は出て来るから、もともとは嫌いではなかったけれど飽き飽きで嫌になってしまったということだ。キウイはビタミンが摂れてカリウムの摂りすぎの心配が少ないから、栄養士は病院食にすぐキウイを付け加える。

 その病院でも、そういうことなのだろう。


 ちなみに芸能の話題。

 先日、川上麻衣子が、亡き親友の誕生日だからと可愛かずみ追悼の話をしていた。そのデビュー作で「わあ、キウイだ」と喜ぶ場目があり、この80年代の始めには、まだ珍しくて憧れの果物だった。



 閑話休題。

 彼の退院は全快ではなく入院の必要性が絶対的ではないからで、帰宅してから不安を抱えているそうだ。そのような場合は、病院などの有床診療所ではなく療養施設に入ってそこから患者が通院または医師が往診ということになるのだけど、入院と違って健康保険が使えないという問題がある。

 そして、よく子供や嫁が介護で忙殺されたりする。


 昔は入院食がもっと豪華だった。

 それが90年代後半の保険制度改悪から病院の食事にしわ寄せとなり、ケチケチした献立になってしまったのだ。

 だから、キウイやパイナップルにはタンパク質分解酵素があるから消化を助けるために付いているので、昔は入院食でもステーキに添える形で出たものだった。それがショボいオカズにポツンと付くようになってしまい、これでは飽きて当然だ。

 また、昔は身の回りのことが困難なら退院の延期もしてもらえた。


 健康保険は値上がりばかり、内容は貧弱になる一方なのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月20日
  • 読了時間: 2分

 歌手で俳優の小泉今日子が最近は社会に対して発言している。

 かつてアイドルとして人気絶大だったが、その後の芸能での活躍とともに、年齢相応のこともすべきだし、歳をとればとるほど、特に若い人に何かできることがあれはしてあげるものだというわけだ。

 これに文句を言う人がいる。



 もともと、小泉今日子の発想こそ常識だった。

 それが出来なくなっていた。そして結構な年月が経過していて、この出来ない人たちが今の高齢者だ。

 もともと、ちょうどその団塊の世代とか全共闘世代とか言われる人たちは、若い頃どころか小さい頃から、自分のことしか考えない人が多かった。

 

 そして小泉今日子の世代がしばしば迫害されていた。

 それは小泉今日子がアイドルとして頂点に達したくらいの80年代半ば辺りで、団塊の世代とか全共闘世代とかの特に男性が、何か真面目に考えたり努力したりを嘲笑していたのだ。

 あの原因は何だったのか。社会的な影響という説もあるが、汚染が原因だという説もある。後者の方が独自性はある。前者では他の世代でも似たようなことはあった。対して後者は他の世代には見受けられないことがある。特に大気や食品の問題である。

 

 つまり小泉今日子を叩いている人たちは脳が異常なのだ。

 その模倣を、後世の人たちもやっている。親からの影響だ。目つきを見れば判る。コロナウイルス新型肺炎のためマスクをしていたから目をよく見るようになって、そこから確信したと言っている人がいるけれど、当たっていると思う。

 しかし、その世代の人たちの多くは、自分たちが普遍的で正常だと思い込んでいる。また、その多くが何故か男性である。性別は、社会的な原因だけではない。病気も性別によって発症したりしなかったりするから、汚染が原因でも顕になるものだ。

 なんで、あの世代の人たちは、こうも非常識なのかと思ったら、これが原因だったのだ。

 
 
 
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