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​炬火 Die Fackel 

 政治と金の問題について。

 これは昔から言われていたことだが、これについて田中真紀子の発言が面白かった。「政治には金がかかる」と訳知り顔で言う政治評論家みたいなのがマスコミに出ているので、そのさい「あんたたちがいるからだ」と言ってやったそうだ。

 つまり、そんなマスコミ人たちが、たかるからというわけだ。政治家がマスコミを買収してもいるが、その前にマスコミ人たちの方から寄って来ることもあるだろう。

 これは考えてみたら当たり前である。




 その訳知り顔の受け売りをする庶民もいる。

 その中で、前に普通の主婦が言っていたのが忘れられない。ちょっと得意になって「政治にはお金がかかるんでしょう」と高圧的な感じだった。それだけなら、よくあることだ。

 ところが、この人は他でも例えば親に虐待された話をする人に険悪な顔をして睨みつけて「でも育ててもらったんでしょう」と言っていた。

 いうまでもないが、そんなことを言ってしまうのは、親子とか家庭とかの構造的な問題について無知だからだ。



 だから共通点がある。

 苦しむ庶民がいるのに「でも政治にはお金がかかる」と言って腐敗政治を正当化してしまうことは、親に虐待された子供の話で「でも育ててもらった」というのと同じ仕組みの発想で、物事をあまりにも単純に捉えてしまうことによる。例えば戦争などで食料が不足しているというけれど庶民は痩せこけて無いじゃないかと言うようなものである。闇で買って食べていたとか色々あるからなのは少し考えてみれば解るのに。

 これが小学生か、せいぜい中学生ならともかく、大人になっても相変わらずの人はいるものだ。ただ、そう多くないだろう。


 ただ、この発想をする主婦は可哀想に思えた。

 おそらく、自分の子供に対しても、大した額でもないのに、また愛情が乏しいのに、金かけて育ててやったと思っているのだろう。実際に息子の態度が面白くないと、よく言っていた。そのさい自分は悪くないと言う調子だった。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年2月13日
  • 読了時間: 2分

 拙宅の近くに整形外科とリハビリテーションの診療所がある。

 まだ開業して間もない。私立大学の医学部と提携しているので、職員のうち医師は卒業生ばかりである。新しいから若い医師が多い。そこに行ったら困ったことがある。



 行った訳とは腕の激痛のためである。

 その痛みは、原因の患部とは違う場所に起こることである。何も損傷が無いけれど、他で出来た痛みの原因となる体内の物質が溜まることで、違う場所が痛むようになる。

 よく整体や鍼灸を利用する人がいるけれど、自宅の近所には無い。そこで整形外科とリハビリテーションはどうかと考えて行った。


 困ったのは、原因が古傷だと医師が指摘したさいのこと。

 そこが明らかに原因であるから、服を脱いで見せろと言われた。恥部ではないから普通は構わないが、それで気が進まないけれど見せたら、案の定の反応だった。主任のベテラン医師も、一緒にいた男女とりまぜの若い新人医師たちも、見てビックリした。そして、この傷は明らかに手術の跡だが、こんな形状は見た事が無い。いったい何なのか。

 そう質問されると正直いって面倒くさい。


 もちろん防衛医大の件である。

 これを詳しく説明すると長くなるし、簡潔に述べても理解できないことが多い。また、医師によっては聞きたくない人がいる。逆に聞きたがる医師もいる。前に某国立大学の医学部では、医師が興味津々であった。前に診療録へ詳しく記述した若い医師がいて、その人は後に別の大学で医学部教授になったが、これを他の医師が読んでフムフムとかホウホウとか言っていたこともある。

 それで、相手によって色々だから面倒くさい。


 ということで、次からは痛いだけなら整体か鍼灸へ行くことにした。

 こちらは、とんでもない医師がいたもんだという話には大喜びで乗ってくる人が多いので、その点では気を使わなくてよいから楽である。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年2月5日
  • 読了時間: 2分

 先日、寝る直前に誤りに気付いた。

 これは「ふと」気付いたということで、寝て起きたら忘れてしまっては困るので、書き留めておいた。そして次の日、書いた書面を訂正した。

 もしも気づかずに提出してしまったら、あとで訂正するのは厄介だった。


 このように寝床で気付いたことは何度もある。

 拙書『防衛医大…』(ホームページ参照)でも、決定的だったことは夜中に「ふと」気になって診療録などを出して確認したことだった。

 これが実際に重要で、弁護士が見逃していたことだった。そして、それまで軽く見ていたけれど、相手方が言い出したので、こちらからも出そうということになった。

 そうしたら影響大だったのだ。この時、同じ事務所の若手弁護士が尋問に立った。彼は後に故郷に帰り地元の弁護士会長になる。



 QRコードも寝床で思いついたらしい。

 また、湯川秀樹博士の中間子理論も寝床で思いついたもので、それでノーベル賞である。その後、他にもノーベル賞の発見をした人が言っていた。良い考えは熟考しても出てこないもので、ボケーっとしている時に閃くものだ。

 たしかに、ニュートンは「あの林檎はとって食べたら美味しいか」と考えていたはずで、「万有引力の法則を発見してやるぞ」と思ってなどいなかったはずだ。


 要するにリラックスしているのが最良ということだろう。

 つい、大事なことに向き合うと緊張してしまったり、深刻なことだから真面目にならないといけないと思ったりするけれど、むしろ落ち着くことの方が大事だ。

 したがって、寝煙草と寝スマホは駄目。

 
 
 
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