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​炬火 Die Fackel 

 参議院本会議で質問した梅村みずほ議員(維新)。

 今、大問題の入管に関係して非難轟々である。彼女は、あのウィシュマさんが人権擁護団体などの人たちの言葉から淡い期待をもって詐病を疑われる態度をとった「可能性が否定できない」と言った。ようするに自分の言っていることには具体的な根拠が無いと自認しての言いがかりである。

 しかも、基本的人権について「見なければよかった夢、縋ってはいけない藁」と、聴いて心が奥底から凍り付くような言葉を放った。




 杉田水脈議員と同じだと言う人がいる。

 杉田水脈議員は「男女平等なんて実現不可能で不道徳な妄想」と本会議場で言い放った。女性がそんなことを言うのはなぜか。また、彼女は自分も女性なのに、女性が性暴力の被害を訴えていたら嫌がらせを煽った。これについてお笑い芸人の笑福亭鶴瓶は、なんで女性なのにそんなことをするのか、「腹立つ」と言って話題になった。

 これは、その性暴力の加害者が、安倍首相の提灯持ちマスコミ人であったので、安倍首相から推挙されて自民党から当選した杉田水脈議員としては、被害を訴える女性を不都合な存在として攻撃したとしか考えられない。


 「ナンバーワンホステス」という喩えがある。

 女性が女性として優遇されるため男性に媚びるからだ。だから杉田水脈議員も梅村みずほ議員もナンバーワンホステス議員でありたいと考えていて、強者に媚びて弱者を虐げる方に擦り寄るのだ。

 そして国会質問などの差別的な態度は酒のお酌をしているのと同じことである。それどころか、ここまでやるとお触りまでさせているも同然である。


 もともとは警察と検察の言うことだった。

 被疑者が警察官や検察官の暴力で死んだり、拘置所・代用監獄の劣悪な環境で死んだりして人権蹂躙の誹りを受けると、こう言って居直るのが昔から今まで共通である。

 「弁護士や支援団体などの連中が無罪になるかもしれないと淡い期待を抱かせるから、否認したり黙秘したりで、本当はやっていようといまいと我々に目を付けられた以上さっさとやりましたとゲロするものなのだ。無実で投獄されても命だけは助かった。そうしないから愛の鞭で殴る蹴るされる。死んだのは人権派のせいだ。人権に殺されたのだ」

 そんな考えではいけないと警察官・検察官をしていた人に説いて説得することは可能ではあるが、しかし難易度は統一協会の信者を脱退させるのと同じくらいだ。

 この延長線上に梅村みずほ議員の発言はある。

 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年5月13日
  • 読了時間: 2分

 衆議院安全保障委員会で軍需産業強化法案(防衛生産基盤強化法案)が自民・公明・維新・国民・立憲の圧倒的多数の賛成で可決された。

 野党第一党の立憲の賛成により、事実上の「大政翼賛会」となった。


 これら野党のうち維新は別にして国民と立憲も賛成したのは労組の圧力だろう。

 なんでもいいから仕事になればいい。雇用のためだから綺麗事を言っていられない。というのが賛成の理由。

 そうした「死の商人」が喜ぶことを正当化する乞食も同然の恥ずかしい国になるまいと戦後は努力してきたはずだ。それを平気でかなぐり捨ててしまう。

 つまり、これほど日本は経済が没落したうえ心も貧しくなったのだ。



 この圧倒的賛成の側に共産党も入るべきだと事実上説いた共産党員たちがいた。

 そして右翼出版社から本にして騒ぎ立て、なにも党内で提案や議論をせず志位委員長は辞めろと叫んだ党員たちが当然に除名された。どの党でも除名だろう。

 ところが、政権や大企業に媚びる大手マスコミはもちろんだが、それだけでなく「左派」や「リベラル」までが共産党の方を非難した事実を忘れてはならない。むしろ共産党に普段は批判的な人の方が、危険な策動であると指摘のうえ、左派・リベラルの無見識や無知を絶望的と嘆いていた。


 しかし中には愚かなのではなく悪意の者もいる。

 このことは観察すると判る。これも商売でやっているのだ。国民・立憲のように後ろにいる労組の影響どころか柵のないフリーランスでありながら、というよりフリーランスゆえ、金の為になりふり構わずということなのだ。昔から「乞食フリーランス」と言われてきたものだ。

 みんな「貧すれば鈍する」である。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年5月6日
  • 読了時間: 2分

 岸田首相は改憲の発議に執念を公然と表明した。

 それでどうしたいのかについて岸田首相が言う内容が危ないという批判をする人たちがいるけれど、それ以前の問題として、首相なのに改憲を言ってはいけない。


 この前にも岸田首相はふざけていた。

 エリザベス女王の葬式に行くのは天皇の役目なのに自分が行くつもりだった。そして英国からは天皇が招待され首相はされなかった。外国も日本の制度を理解して外交しているのに、日本の首相が知らないとはトンデモないことだ。

 もしも無知だったのではなかったとしたら、首相が天皇に取って代わるつもりだったことになる。



 また、岸田首相が防衛大の式典でも、憲法に自衛隊を明記すると述べた。

 首相は憲法順守する義務があり、自衛隊は行政機関として政治的に中立であるべき。あれでは、改憲と軍拡で軍事産業が儲かり貴方達たち幹部自衛隊の天下りなど利益になるよと公然と言う意味にもなる。

 これは犯罪の宣言も同然。そんな無法がまかり通る国が日本なのだ。


 最近は、首相とは何なのか知らない人が首相をやっている。

 かつて安倍首相が自分を「立法府の長」と国会で堂々と言い啞然とさせた。しかも言った相手の議員は東大法学部卒で司法試験に合格して検察官をしていた経歴がある人だ。それに対して「もっと勉強してください。私は立法府の長です」と。入学から卒業まで金だという私大で実際に全然勉強しないで遊んでばかりだった人が言った。

 あのとき、傍にいた自民党の石破茂議員がビックリしていた。


 総理大臣とは、憲法に従うべき最たる立場である。

 それでいながら、憲法を変えると公言するなんて許されない。安倍首相が何と言おうと首相は行政府の長である。

 つまり、あらゆる法に最も従うべき立場でありながら、その法を変えるために地位を利用するというのは叛乱を起こしたのも同然なのだ。

 これは犯罪であるから、ほんとうなら投獄されるべきである。




 
 
 
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