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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年8月13日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年8月13日

 共産党の次の委員長は田村智子議員かと憶測が出ている。

 その動きが共産党の中に見受けられるからだ。参議院から衆議院に鞍替えするなど。そうなると初の女性+私大卒の委員長か、といわれるけれど、共産党の委員長は東大出ばかりで他の国立大卒も居なかった。

 (注釈、不破哲三委員長が病気で入院した時、代行で村上弘議員が委員長を二年弱務めて不破委員長に戻っており、それでも正式に委員長であり東大卒ではないから、東大卒ではない委員長が全くいなかったのではないと指摘がありました)


 それより、田村議員が出た早稲田大学では、学生を中心とした運動団体として共産党と正式に提携している民青同より、全共闘など新左翼が幅を効かせていたから、その意味のほうが共産党にしては初といえるのではないか。田村議員は学費値上げ反対運動がキッカケらしいが、あれは民青同が中心だった。特に早稲田大学では学生が大騒ぎしていた。



 志位委員長は二十年も長いと言う人がいる。

 だから独裁者ということではなく、漫然と惰性でやっているのでもない。自民党で総裁になりたがる人がいるのは首相をやりたいからだし、立憲党は新しいので自分の思い通りにしたがる人が代表になりたがる。しかし老舗の野党は方針がきまっていて、総裁や代表者ではなく執行部が対応して中心に委員長がいる。人事権も持たない。

 ただ、長くなると代わり映えしないことが難になる。


 他でもない志位委員長が就任したさい代わり映えで話題だった。

 あの当時、志位委員長はまだ三十代だった。だから長いけれど年齢的にはまだできる。また、議員になってすぐ病気で交代した水道橋博士が志位委員長と会った場面がテレビで放送されたことがあるけれど、水道橋博士は志位委員長を見上げて背が高いと驚いて言っていた。180センチを超える長身であるから、スーツを着たり、ジーパンをはいたりで、話題作りしていた。

 

 だから、次は初の女性委員長ということで話題作りも必要かもしれない。

 もちろん、公明党だって浜四津という女性がやっていたのだから、共産党は遅きに失したということも言える。あとは浜四津さんはちょうど自民党と組んで党がどんどん変節していく時期の人だったから、それに彼女も迎合していた。

 そうならないように、田村智子議員が委員長になったなら、しっかり気を付けて欲しいものだ。

 
 
 

 橋下徹は論外である。

 あれは、女子高生が首長に対して、当然の権利として自分に関わる政策を陳情したのに対し、大人になってから自分が政治家になって実現しろと言い放ったという非常識である。

 それを、生意気な高校生を橋下徹が正論で黙らせたと報じたマスメディアの虚偽も問題である。



 そうではなく、政治に文句があるなら政治家になれと言うのは如何か。

 ならば、現在活動中の政治家で、その話を聴いたら賛同してくれそうな人はいないか検討したのかと問うべきだ。そのうえで、居るなら陳情するべきで、そのさい独りではなかなか聞く耳持ってもらえないから、賛同なら付き合って同行するか、署名を集めているから名を連ねてくれとか言うもので、それが無いと床屋政談になってしまう。


 床屋政談も趣味であるならいい。

 プロスポーツで、誰か選手やチームの応援をするのでないが、話題にして面白いだけというのもけっこうである。ただ、それだと相手に興味が無い場合は、話題にしたら相手を退屈させるので止めるべきだ。

 これと同じで、床屋政談でも興味があって面白いというだけなら、相手も同じくらい面白がるならいい。そうでなければ止めることだ。


 趣味ではなく生活に密着しているのが政治である。

 だから興味が無いでは駄目だが、同時に、ほんとうに興味があるなら、具体的に何かしているのかという問題になる。ただ、特に政治活動してなくても、こんな政策を掲げている政党や候補者に選挙で投票するべきだと言うこともできる。こうするのが最も多くなるだろう。

 なのに、自分で選挙に立候補して政治家になれというのは的外れである。


 それでも言いたがる人がいる。

 そう他人に向かって、自分でやれと言ったからには、では言われたとおりにするので、協力してくれと言い返されたら拒否は無責任である。選挙がタダで立候補できるならともかく、学校の児童会や生徒会じゃないのだから、供託金が要るし、ポスターの印刷料金も、街宣車の燃料費もかかる。名を連呼して手を振りながらの脇見運転は危険で出来ないから、運転手も要るけれど、運転免許は持っているか、平日の昼間にできるか。他にも選挙用ハガキの宛名を書く作業など様々なボランティアがあるけれど、やってくれるか。

 こう言われて、資金を寄付するとか何か具体的にやるとか応える人は、ほとんどいない。


 政治に注文があるなら自分が政治家になれと言う人には、なら選挙に立候補するので協力してと言うべきだ。

 すると途端に前言を翻すなら、そんな人とは話をしないことだ。政治以外のことでも。そんな人は他のことでも同様であるものだから、そういう不誠実な人柄ということで、付き合うとろくなことがない。

 
 
 

 エッフェル塔の前でふざける自民党のお婆ちゃんたち。

 まるでインドのダンスみたいなポーズするなんて場所と不似合だ。せっかく御フランスに行ったのだからシェーッとやれば良かったザンス。


 イーストウッドが監督した映画『父親たちの星条旗』の場面。

 たった一枚の写真によってベトナム戦争に対する世論が変わり、アメリカは敗北したと言う会話がある。

 だから自民党内でも写真が問題になったのだろう。



 それに、こうした外遊は前から批判されていた。

 自民党の国会議員や有力閣僚が「研修」「視察」と称して外国に行くと、実際にやることは名所巡りやグルメであり、在外公館職員が歓楽街への案内に忙殺される。

欧州ではバカンスの時期、日本なら5月の連休。そこで「研修」「視察」に行くのは昔から悪名高い行為だった。


 とくに酷いのは石原慎太郎だった。

 そんな外遊先から国際郵便で挨拶状がくると後援会の連中が喜ぶからと、その宛名書きを大使館員たちにやらせ、現地で困っている日本人が来ても職員は多忙と追い払われたりしたものだった。

 こうして人気取りしながら、頼もしい国家であるべきだとかナショナリズムを煽って、これに騙さる日本人が少なくない。


 こうした前提があってのことだから、パリの事は自民党内からも軽率だと注意がされていたのだ。

 それなのに、何が問題なのか解らないという人は、たいした無知である。

 
 
 
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