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仕事のふりして外国へ観光旅行する自民党の伝統

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年8月8日
  • 読了時間: 2分

 エッフェル塔の前でふざける自民党のお婆ちゃんたち。

 まるでインドのダンスみたいなポーズするなんて場所と不似合だ。せっかく御フランスに行ったのだからシェーッとやれば良かったザンス。


 イーストウッドが監督した映画『父親たちの星条旗』の場面。

 たった一枚の写真によってベトナム戦争に対する世論が変わり、アメリカは敗北したと言う会話がある。

 だから自民党内でも写真が問題になったのだろう。



 それに、こうした外遊は前から批判されていた。

 自民党の国会議員や有力閣僚が「研修」「視察」と称して外国に行くと、実際にやることは名所巡りやグルメであり、在外公館職員が歓楽街への案内に忙殺される。

欧州ではバカンスの時期、日本なら5月の連休。そこで「研修」「視察」に行くのは昔から悪名高い行為だった。


 とくに酷いのは石原慎太郎だった。

 そんな外遊先から国際郵便で挨拶状がくると後援会の連中が喜ぶからと、その宛名書きを大使館員たちにやらせ、現地で困っている日本人が来ても職員は多忙と追い払われたりしたものだった。

 こうして人気取りしながら、頼もしい国家であるべきだとかナショナリズムを煽って、これに騙さる日本人が少なくない。


 こうした前提があってのことだから、パリの事は自民党内からも軽率だと注意がされていたのだ。

 それなのに、何が問題なのか解らないという人は、たいした無知である。

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