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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月3日
  • 読了時間: 2分

 岸田首相の低支持率で次の首相は誰が良いか。

 このアンケートで石破茂の名が挙っていたが、とんでもないことだ。結論を先に言うと、安倍晋三に比べると真面目なのが伺える石破茂がマシに見えるだけ。

 その程度のことである。


 もちろん、石破茂は政治学の本を読むのが好きで、これが安倍晋三とは違う。

 安倍晋三はまるで読まないし、仮に何か読んでも一行たりとも理解できなかったという言動であった。それよりは政治家を志す程度の資質ならあるだろう。

 ただし、それは政治家になるなら当たり前であって、特別なことではない。



 石破茂は政治学の本を読んで何を学べたのか。

 かつて彼は「デモはテロ」と発言した。これは自分の気に入らない主張に対してケチをつけたさい言い過ぎたということでは済まない。

 そもそもデモは民主主義社会において政治的な主張をするための正当かつ基本中の基本の手段である。それを殺人と同じだと言って石破茂は非難したのだ。これが仮に、デモが暴動に発展したと言ったけれど違うと反論があったとかなら見解の相違であるし、誤っていたなら訂正と謝罪をすれば許される場合もある。それとは大違いである。


 こんな発言した議員は即刻辞任すべきだ。

 そして二度と選挙に立候補すべきでない。まともな見識が主流の社会なら、反省したと言って立候補しても信頼回復は無理である。

 そうならないのは、マスメディアの影響も大きいだろう。もともと石破茂は、右翼論壇誌を愛読したうえで、それっぽい発言をしていたところ、これをマスメディアが「新世代の論客」などと持ち上げた。

 しょせん、その程度の議員であった。それから進歩向上などしてないが、相対的にマシに見えてしまうくらい自民党が劣化したのだ。


 そんな錯覚によって石破茂が次期首相に相応しいなんて、とんでもないことだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月2日
  • 読了時間: 2分

 能登半島地震の被災地上空にブルーインパルスを飛ばす。

 これを国会質問で提案した自民党議員に対し、なんてバカげた発想だと批判があり、国会質問なのだから真面目にやれとか、まったく冗談キツイとか、いろいろ否定的に言われていた。

 なんと防衛相が前向きに調整すると言い出したのだった。


 軍用ジェット燃料は高額である。

 まだ被災地が困っているのだから、できるだけ予算を廻すべきなのだが、それをしないで曲芸飛行に税金を使うとは、何を考えているのか。そもそも曲芸飛行は祝祭のために執り行うことである。

 まあ、後に復興の記念日で行うならともかく、今やることじゃないだろう。


 SNS上のヤラセが発生すると予想されている。

 この調子なら「ブルーインパルス観たい」とか「励まされる」とか、金で雇われてバイトしたり自発的にボランティアしたりで発信する人たちが湧いて出ることは、過去の経験則から明らかである。

 そしてテレビはスマホを空にかざす人たちを映し、そのさい必ずやるのは歓声の録音を大きい音にして被せること。



 そして政府の不手際と無策を批判する国民を弾圧する。

 「自衛隊が励ましているのに文句を言うのは非国民だ」そう言い出すのは、これまでの手口からして予見できる。これはもちろんトリックと罠なのだが、それに利用されていると気づかない鈍感な自衛官ばかりではない。だけど政府が平気でそんなことやるのは、国民のことも自衛官のことも甘く見ているからだろう。

 それで一時的には通用しても、いずれボロがでるものだ。

 
 
 

 政治と金の問題について。

 これは昔から言われていたことだが、これについて田中真紀子の発言が面白かった。「政治には金がかかる」と訳知り顔で言う政治評論家みたいなのがマスコミに出ているので、そのさい「あんたたちがいるからだ」と言ってやったそうだ。

 つまり、そんなマスコミ人たちが、たかるからというわけだ。政治家がマスコミを買収してもいるが、その前にマスコミ人たちの方から寄って来ることもあるだろう。

 これは考えてみたら当たり前である。




 その訳知り顔の受け売りをする庶民もいる。

 その中で、前に普通の主婦が言っていたのが忘れられない。ちょっと得意になって「政治にはお金がかかるんでしょう」と高圧的な感じだった。それだけなら、よくあることだ。

 ところが、この人は他でも例えば親に虐待された話をする人に険悪な顔をして睨みつけて「でも育ててもらったんでしょう」と言っていた。

 いうまでもないが、そんなことを言ってしまうのは、親子とか家庭とかの構造的な問題について無知だからだ。



 だから共通点がある。

 苦しむ庶民がいるのに「でも政治にはお金がかかる」と言って腐敗政治を正当化してしまうことは、親に虐待された子供の話で「でも育ててもらった」というのと同じ仕組みの発想で、物事をあまりにも単純に捉えてしまうことによる。例えば戦争などで食料が不足しているというけれど庶民は痩せこけて無いじゃないかと言うようなものである。闇で買って食べていたとか色々あるからなのは少し考えてみれば解るのに。

 これが小学生か、せいぜい中学生ならともかく、大人になっても相変わらずの人はいるものだ。ただ、そう多くないだろう。


 ただ、この発想をする主婦は可哀想に思えた。

 おそらく、自分の子供に対しても、大した額でもないのに、また愛情が乏しいのに、金かけて育ててやったと思っているのだろう。実際に息子の態度が面白くないと、よく言っていた。そのさい自分は悪くないと言う調子だった。

 
 
 
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