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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月15日
  • 読了時間: 3分

 立憲民主党の度重なる無責任で政権担当能力が無いことが露呈した。

 先の東京都知事選挙で、小池百合子の悪政を終わらせようと街頭に立った無名の人たちや、小泉今日子ら声をあげた有名人たちが、選挙を盛り上げたから投票率も上がったにも関わらず、そこで応援されていた最有力の対抗候補者が三位で落選した。

 ここで二位になった石丸は動画サイトで若い無党派層に支持されたとマスコミが騒いでいたけれど、これはかなり前から仕組まれていた工作で、そのための大金が動いたからであり、これにマスコミも翼賛していることが判明している。

 そこで自民党の組織票が強さを発揮した。それも金がらみの投票強要である。


 これに対抗しなかった立憲民主党。

 まず、自党と関りがある連合と、まったく交渉や調整をすることなく、小池百合子を支持させた。連合の中枢に拒否されても、立憲民主党から働きかけていれば、悪政の被害者となっている労働組合員たちから何らかの反応があるはずだ。それなのに何もしない。

 また、立憲民主党の中心的な国会議員らが、その元国会議員である蓮舫候補の応援をしていて、これに他の政党も協力し、特に共産党はチラシ配布など目立たない地味な活動を担当して、組織を挙げて一生懸命であった。

 それなのに、立憲民主党の力不足を共産党や社民党に対して詫びるのではなく、共産党の支援が逆効果だったと根拠なく言って責任転嫁するという非常識である。



 自民党だって、選挙が終われば公明党に礼を言っている。

 その貢献度は選挙の度に違いがあるとはいえ、先ずは外から協力してくれたことに感謝するのは当たり前のことだ。

 それをしないで、自らの不明や非力を省みることなく、協力してくれた者に責任転嫁してしまう。

 こんな、常識の無い無責任な政党に政権を任せられると考える国民がいるか。この調子では、政策で失敗しても、怠慢で無策でも、何かうまくいかないと他者に責任転嫁するはずで、その醜い様子が目に浮かぶ。


 立憲民主党の支持者たちも同じだ。

 もともと立憲民主党の支持者たちは、れいわ新選組に対して敵意を剥き出す傾向だが、都知事選挙でも、れいわ新選組が静観して、山本太郎代表が石丸とは相容れないと表明しただけであったことについて非難している。

 それより立憲民主党の執行部が、連合の小池百合子支持をボケ~っと見ていたことなどに対して批判するのが筋であろう。

 つまり、党が党なら支持者も支持者である。

 これでは立憲民主党は無能かつ無責任で政権担当能力など皆無であると言わざるを得ない。

 
 
 

 蓮舫は都知事選挙に無所属で立候補した。

 これは、首長と議員の違いのためで、党派性を出すべきではないからだ。常識と言っていい。だから立憲党としても所属国会議員だった蓮舫を応援していた。同時に、無所属だからこそ共産党や社民党も応援していた。

 もとは立憲党の国会議員なのだから立憲党が中心になって応援するものだ。そして、これに協力してくれた他党に対して立憲党は礼を言うものだ。逆に落選したなら、立憲党は自党の力不足だったから応援してくれた他党に申し訳ないと詫びるものだ。

 こんなのは当たり前のことで、選挙だけではなく他の色々なことでも同じようなことは沢山ある。


 これが立憲党にはできない。

 よく、野党共闘として共産党が候補者を降ろしたおかげで立憲党の候補者が当選しても、立憲党の成果としか見ず、落選したら共産党のせいにしている。この、譲歩して候補者を降ろし協力したのに失礼な態度をとられたという不快感は、れいわ組の山本太郎代表も述べていた。

 この、多大な協力と譲歩をされておきながら、成功しても礼を言わず、失敗したら詫びる立場なのに詫びるべき相手に責任転嫁という、大人なら恥ずかしくて出来ないことをする人が立憲党にはいる。


 マスコミなら普通のことだ。

 悪意だから。「共産党の協力が裏目か」と「か」を見出しの最期に付ける。これは、今は亡き芸能レポーター梨本勝が、スポーツ新聞の芸能記事に多いことだと指摘していた。根拠が無くて印象だけの記事は、この見出しになる。これを一般紙が政治の記事でやる。

 もちろんマスメディアにとってデタラメで共産党を誹謗するのは必須科目のようなもので、そうしないと自民党と財界から迫害されてしまう。

 しかし政党は違う。



 ところが立憲党はガキの集団なのだ。

 だから常識的な大人の対応すら出来ない。自民党の三世議員が甘やかされて社会常識を持ってないのとは違う。立憲党の場合は「勉強ができても挨拶ができない」というやつである。それで政治も現実の社会の中で営まれていることの一つ、ということを解らないのだ。

 おそらく、れいわ組だけでなく共産党も、さぞイライラさせられていることだろう。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月12日
  • 読了時間: 2分

 『アッコにおまかせ』が都知事選挙の投票当日に妨害放送をした。

 これは出演する芸能人ではなく番組を仕切る局アナウンサーが噓を堂々と述べていたことであるし、その内容からしてアドリブの発言ではないから、意図した工作としか考えられない、という指摘が出ている。

 これは絶対に投票に影響したはずである。


 もちろん『アッコにおまかせ』だけでは決定的な影響などあるまい。

 しかし、これは長年続いている地上波の「バラエティー番組」であり、そこで堂々と投票の当日に嘘を流す露骨さだから、他でも様々な工作があったはずである。

 つまり『アッコにおまかせ』は「氷山の一角」だろう。



 例えば、既に地方の首長として評判が悪かった人のことがある。

 そんな人が東京で立候補したら大量得票するのは何故か。この人の選挙スタッフには自民党から派遣されたような人たちが混ざっていて、その人たちは当確が出たら拍手していた。落選したのに。これは、各野党が協力して推していた候補者に票が流れないよう堰き止めて還流させることで与党の推す現職を当選させるのが目的だったのだろう。そういう指摘が既に出ていた。

 そして、この褒美として国政などに進出するさい支援を受ける、という約束ではないか。だから落選したのに当人も平気で、嬉しそうにさえ見えたと言う人もいる。


 ただ敵方の票を分断させるだけなら選挙戦術である。

 それがダミーの候補者を立てるという手口は褒められたものではないが、不正というほどではない。しかしマスメディアが協力していたのだから、話は違ってくる。

 もともと、各メディアに「蓮舫は二位にすらなれない」という希望的観測が踊っていた。これは、そうなるように工作が行われていたからこそ、これと並行して煽っていたのだ。

 それで、候補者はYouTubeなどで無党派層を引き付けながら、同時に落としたい方の候補者をメディアは「無党派層の支持を得られていない」と騒いだ。


 こうした工作が様々な形で大金を投じ実施されたはずだ。

 つまり、悪いのは乗っかるマスメディアである。そういうことはしない建前なのに、これを守らない。

 そもそも、金次第では政治を誤るから、マスメディアには規制と自制が必要とされ、常識だったはず。

 こんなことだから『アッコにおまかせ』は絶対に「氷山の一角」なのだ。


 
 
 
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