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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年10月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年10月31日

 高市首相の態度が恥ずかしい、という人たちがいる。

 あの、トランプ大統領に対しての卑屈な乗りのことである。これは高市早苗という人の資質によるものではなく、男社会で媚び諂いのし上がっていく過程で染み付いた習性のためだということだ。



  


 これは韓国人も言っていた。

 もしも、韓国の女性保守政治家で例えば羅卿瑗が大統領になっていたら、高市首相と同じような場面を演じたかもしれない、と言うのだ。

 もちろん、高市首相の不見識もあるだろうが、あの態度は、男性優位の保守界隈で出世するため女性が身につけたことではないか。そう演ずることを求められてきた一種の役割のようなものではないか。



 一方、トランプ大統領の馴れ馴れしすぎる態度を軽くいなしたメローニ首相。

 イタリアは家父長制の強い国柄である。その代わり、父親や兄弟ら家族が女性を守る。その点が東アジアの男尊女卑とは違うとは言え、やはり高市早苗という人の軽薄さが、あの威厳の無い態度の原因であろう。

 この、高市首相がトランプ大統領にへつらう姿に嫌悪感という話題に対し「女性初の首相なのに左翼じゃないから駄目と言う奴らがいる」とか「女性の進出を邪魔しているのは左翼」とか言ってる連中がいる。なら、なぜイタリア首相のトランプに対する態度が高市と大違いだと話題になるのか。彼女も同様に極右だ。


 高市首相が国会の演説で野次られたのも、そうだ。

 少数与党だから野党の声が大きくなったと言われているけれど、それ以前に高市首相に威厳が無かったことが大きい。あの人は首相として立っている姿が貧相である。

 だから、この先が心配である。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年10月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年10月31日

 「非核三原則は邪魔」という高市早苗。

 高市早苗首相は昨年9月に出版した編著『国力研究』(産経新聞出版)で、国是である「非核三原則」は「邪魔」だとして、安保3文書からの削除を要請していたと、自ら明らかにしていた。

 非核三原則のうち「持たず」「作らず」は引き続き堅持するにしても、「持ち込ませず」については「守るのは、国民の命か、非核三原則か」という究極の事態に至った場合、「邪魔になることを懸念」して「削除して欲しい」と要請したそうだ。

 しかし、結果的に国家安保戦略には「平和国家として…非核三原則を堅持するとの基本方針は今後も変わらない」と明記された。

 

 高市首相は24日の所信表明演説で、安保3文書を26年末までに改定すると明言。

 すると、新たな3文書から、非核三原則が削除される可能性がある。

 これに対して、核兵器廃絶を求める被爆者や市民の団体は、非核三原則の堅持を求めている。

 


 なんと懐かしい高市早苗の認識である。

 あれは80年代に三菱総研が説いていたことと同じ。軍事産業のタカ派シンクタンクである。これが「ソ連脅威論」を背景にしての対米隷属に迎合していた。これに高市早苗も影響されていた世代だろう。

 そもそも大企業の屋号に「〜総研」と付ける「シンクタンク」は「エリート」の部署とされるが、所詮はこの程度の「ツッコミどころ満載の単純タカ派」が思いつくことしか考えられない。

 それと同じことを今さら何十周も遅れて言った首相というわけで、なんとも情けないことだ。恥ずかしいだけでない。そんな、脳内をアップデートできてない首相では国にとって実に危険である。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年10月25日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年10月27日

 小野田紀美が言った。「スパイ防止法に反対する人ってスパイじゃないんですか」

 これにネトウヨが賛同しているのはしょうがない。大体ネトウヨは馬鹿だから。そもそもは、単にネットの右翼という意味だった言葉が、無知でバカなことばかり言う人がいっぱいだからバカな奴らという意味を含んだ言葉に転化したのだ。ネットでグダグダ言うしかない右翼かぶれということもあって。それを、この件で自ら証明した。


 しかし政治家が馬鹿では困る。

 「スパイ防止法はスパイを防止する法律だから反対するのはスパイ」というのは「治安維持法に反対する人は治安を乱したいからだ」と同じこと。そもそも、どんな法律も、題目や建前は必ず正しい。問題は、その具体的な運用がどうなるか。これは法律の基礎である。

 それが解らない無知な人がいるのも現実だけど、ネットでグダグダ言う右翼かぶれどころか、法律を作るのが仕事である政治家が、法律の基礎を解っていない。この国の破滅的な実態が表れている。


 イヴモンタン主演、コスタガブラス監督の『告白』は、チェコで実際にあった事件が基。

 ナチなどの外敵と勇敢に戦った英雄で愛国者の政治家が、彼を失脚させようとする政権内の者に陥れられ「西側のスパイ」だと告白するよう強要され、拒否したら拷問される。昔からスパイの追及とはこんな調子だった。



 かつて日本の治安維持法でも、まるで関係ない人が疑いをかけられて人生が狂った人がいた。拷問されて死んだ人も。

 もちろん、具体的にスパイを防止する法律は、既に日本には二桁の数ある。なのに漠然としたスパイ防止を言い出したのは統一協会の悪だくみだった。具体性がなく漠然としていれば乱用して弾圧できるから。

 これらは周知のこと。


 そうした政治的な問題の他に、立法府で働く国会議員が法律の基礎すら知らないことの方にこそ、むしろ暗澹たる気持ちにさせられる。馬鹿でも務まる国会議員どころか、馬鹿ほど政権内に入っていられるのだから。  

 
 
 
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