top of page

​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年1月3日
  • 読了時間: 2分

 稲田朋美議員が裏金問題で醜態。

 その口座を管理していたのは実の娘だった。前には夫の代理でやっていたことを忘れて、まったく関与してないと言ってしまい、後から記録が出てきて、失念していたと議場で何度も頭を下げて陳謝していた。

 前は夫で、今度は娘ということだ。



 この人はおかしな言動が目立つ。

 そのうち、「政治不信は国民のモラル低下が原因」と発言したことは、とくに奇妙だと言う人が多いけれど、そうは思わない。自分の高校の担任の教師と同じだからだ。

 もちろん、普通なら「国民の政治不信は政治家のモラル低下が原因」と言うはずだ。それを国民のモラル低下が原因で政治不信が発生していると言う。これは素直に解釈すれば、国民は政治家に唯々諾々と従うもので、それを不信なんて不道徳ということだ。しかも、汚職などがあって政治不信と言われている状態なのだが、それでも国民は政治を妄信するべきで、政治家は汚職でもなんでもやりたい放題で批判されなくていいものだ、と言っていることになる。


 まったく、高校の担任教師と同じである。

 かつて通っていた高校は、教師の腐敗堕落が酷く、責任逃れと自己保身のため適切な指導をせず、なぜなら適切な指導をする自信がなく、結果の責任をとりたくないからと、生徒の将来に関わることでも禁圧していたし、業者の利益を図って学校の規則を勝手に変えて物品を売りつける、などなど無茶苦茶だった。

 それを生徒会などが問題にしても弾圧されるし、モノ申す生徒は生意気というならまだ解るが、不道徳であると言い、これに対して、成績が悪すぎて単位のために媚び諂う落第生を、最高の生徒だと絶賛していた。

 だから、稲田朋美議員が何を言いたいのかは容易に理解できる。


 そして、稲田朋美議員の言うことは訳が解らないという人が羨ましい。

 なぜ解らないのかというと、そういう体験をすくなくとも高校でしてないからに違いなく、責任感のあるまともな教師が担任だったのだろうから羨ましい、ということだ。

 ただ、稲田朋美議員の地元と同じ出身の人が、あの界隈では、あんな調子の人が多いと言っていた。まだ稲田朋美議員がいない時期のことだ。だから当選できたのだろうし、そういう人は各地に少なくない数で存在するということだ。 

 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年12月29日
  • 読了時間: 2分

 失職したが選挙で再選された兵庫県の斎藤元彦知事。

 ところが、その選挙で買収をしたと騒がれている。これについて、ある東京大学の教授が、この御粗末は東大に入ったのち伸びない人らしいと指摘していた。この斎藤という人は東大経済学部卒だけど、いかにも受験だけ俄かに付け焼き刃でやっただけの人らしい。だから、要領よくやったようですぐボロが出るような感じなのだ。そういう趣旨だった。


 それを言ったら司法試験も同じか、もっとひどい。

 よく、裁判官や検察官の御粗末や非常識はもちろん、在野で人権を守るために働いているはずの弁護士も、専門バカだってもちろん困るが、それどころか専門の法律についても、司法試験どころか学部の卒論でも不可を食らう低水準と無知が当たり前である。

 だから、よく「弁護士なんて使えない奴ばかり」と言う人がいる。



 これは受験のテクニックだけで本質が解ってないからだ。

 よく家庭教師や予備校講師が言う「解らないなら解らないでいい。とにかく、これは、こういうものなんだ、と思って先に進め」というのが、時間制約のある受験では必要なことである。高校のころ数学の教師に言われた言葉と同じである。「数学に興味を持つな。目的は次の試験だ。フィールズ賞を取りたいのではない。赤点を取りたくない。そう思え」

 しかし買収で失職する人がいても、フィールズ賞を取れない人がいても、仕事できない弁護士ばかりに比べたら、まだ大したことない。


 弁護士にも言い分がある。

 先日、知り合いの弁護士に言われたが、弁護士なんて大したことが出来ないそうだ。弁護士ならなんとかできるというのは幻想だ。これは前から色々な弁護士が言っている。制約が多すぎるからだ。

 それにしても、法律に無知な弁護士に「犬も歩けば棒に当たる」も同然に出くわすのはなぜか。試験には通って、後は勉強しない人が多いからだろう。医者にも酷いのがいるけれど、資格を持ってからも勉強する人は少なくない。この点はマシである。 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年12月18日
  • 読了時間: 2分

 かつて石破茂が『シンゴジラ』を観てケチをつけていた。

 防衛相の経験がある石破茂は、怪獣が出現するのは天変地異であって武力攻撃ではないのだから、それに対処して自衛隊が出るのは災害救助であって防衛出動ではないと指摘したうえ、災害救助のほうが規制のハードルが低いのでやりやすいと言った。

 まあ、大人になっても怪獣映画を卒業できない人が、それなら政治の話を出せば大人っぽくなる、ということで製作された映画だから、しょせんその程度なのかもしれない。官僚の中からも、観たら駄目な映画だったと言う人たちがいた。もう少し調べて台本を書けばいいのに、と。


 それより、問題は首相になった石破茂の対応である。

 「能登のことを忘れたことがない」と石破首相は言っておいて、震災の被害を放置している。これを国会で山本太郎議員から「リップサービスだけ」と非難されていた。そのうえで、自衛隊を派遣して雪が降る前に瓦礫の撤去しろと、山本議員は怒鳴るように言っていた。なぜ怒るかというと、石破首相は何もしないうちに選挙をしていたからだ。それで被災地を放置。

 あれは、就任直後のご祝儀で支持率が高いうちに、任期が切れてないのに選挙をしたら有利だから、ということ以外に訳が見当たらなかった。見え透いていて、選挙で自民党はボロ負け同然の結果だった。あと裏金が問題になっていたことも影響したのだろう。



 そんな選挙のため被災地なんかほったらかしの石破内閣ということ。

 これは自民党の都合で、首相としても合わせないとはいかなかったのだろう。だけど、前に石破首相は自分で、自衛隊の出動は災害救助ならハードルが低いと言っていたのだから、それくらい出来ないなんて不可解だ。

 それとも、映画の内容にとやかく言うことならできても、政治家として実施することは出来なかったのだろうか。そうだとしたら、自分で解ってはいても人を動かす能力に欠ける部分があったということになる。

  

 しかし石破首相の資質だけが問題なのだろうか。

 今年の正月早々の震災に対して、政府のほったらかしぶりはひどすぎる。ここまでひどいのは、過去に無かったのではないか。

 それ以外のことでも、政府の仕事ぶりが悪いのではなく、政府が仕事をしたがらなくなってしまったようにしか見えない。

 おそらく、親の七光りでいい加減に国会議員になったから、なにもかもいい加減、ということなのではないだろうか。

 
 
 
  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page