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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 7月15日
  • 読了時間: 2分

 異様な皇室典範の改訂。

 そんなことをするなら、もう遺伝子組操作で天皇を作るほうが、まだ現実的である。変な血統だの遺伝子だのと言っているのだから。それだと夾雑物がひどいので、遺伝子工学で作るほうが理想的である。

 そういうことをすると『スタートレック2』のカーンのようになるかもしれないが。



 映画を知らない人のための解説。

 テレビドラマの挿話「宇宙の帝王」では、歴史上の偉人を遺伝子工学で作り、社会の活性化を図ったものの、それで出来た偉人たちは戦争ばかり起こそうするので中止したが、そのうちの一人カーン(チンギスカンのカンらしい)が暴れ出し、結局は他の惑星に追放された。

 映画化で、そこから復帰したカーンは、再び世界の覇権を目指し、また追放された復讐のため、逆襲する。


 AIで作ったほうが安全である。

 それなら理想的なうえ問題も起こさず、晩節を穢すこともない。ハインラインのヒューゴ賞SF小説『月は無慈悲な夜の女王』では、革命の指導者を人工知能で作って、用が済んだら戦死したことにして殉教者として宣伝する。

 また往年の人気SFアニメ映画『メガゾーン23』では、AI製のアイドルが、そうとは知らない人達から実在すると信じられて大スターである。歌も唄えば、戦争になったら戦意高揚を訴え、乗せられた若者たちが自衛隊に続々と入る。




 ということで天皇と皇室はAIで作る。

 そして、日本全国から世界各地に巡業する様子も、NHKを始めたとしたメディアで長し続ける。もちろん、みんな美男美女である。これを観た国民が信じていようといまいと、理想的な日本の象徴が活躍しているということにする。

 こうすれば、改憲しなくても天皇制廃止も同然となるので、廃止派の人達もいちおうの納得ができる。同時に、崇拝派の人達も増々激しい敬愛ができる。

 これなら最高だろう。

 
 
 

 ロシアのメディアが昔、指摘していた。

 「日本人は熱しやすく冷めやすい。政治に対しても、たまごっちやナタデココと同じ。小泉首相は自民党の総理大臣としては印象が変わっていたから一時人気だった」

 これと、れいわ新選組や参政党なども全く同じで、目新しさに投票した有権者が多かった。ほとんど中身は見てない。

 これだから、れいわ新選組から参政党へと支持先を変える人たちがいるのも当然のこと。


 元朝日新聞の鮫島浩が、支持先を変えた代表各である。

 れいわ新選組を熱烈に応援していたけど突然、参政党の支持に回り、れいわ新撰組は支持を失った、なんてことを言い出した。

 そもそも、元朝日新聞記者の佐藤章&鮫島浩は小沢一郎の熱烈支持者だった。以前は共に石丸推しで、今、鮫島は参政党を推してすっかりネトウヨ化であるが、小沢一郎が参政党に入るかもしれないと騒いで賛辞を送っている。つまり、この人は先ず小沢一郎があるのだ。個人崇拝により、その行方によって応援する。

 山本太郎は小沢一郎と提携していた。

 それは、山本太郎が政界入りして不慣れだったところへ小沢一郎から声をかけられたのだ。小沢一郎は政党助成金が欲しかったからだと言われるが、それに乗った山本太郎は小沢一郎に色々と教えてもらえることを期待したらしい。そのうち山本太郎は政界に慣れたから独立し、他に仲間も集まってきた。

 それで鮫島浩は態度を変え、ただ自分が気に入らないという話を、れいわ新選組が支持を失った原因だと、思い込んだようなことを書くようになった。

 例えば月刊誌『紙の爆弾』6月号に掲載された原稿である。同誌は最初れいわ新選組が出来たばかりの時に話題になっていることを肯定的に取り上げる記事を掲載していた。それが失速したことについて問われると、労働運動出身の大石あきこ共同代表のせいで左傾したからだと、鮫島浩は決めつけたのだ。


 このような経緯であるから、これと現状とを併せて考えれば、すんなり来る。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 7月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月28日

 れいわ新選組が左派の団体という誤解についてが前回の話題だった。

 れいわ新選組は、現在の政権に対して厳しく批判的である。そして現政権が右派ということになっている。ただ、本来の右派とは違う。だから右派は批判していて、賛同しているのは権勢に媚びる人たちである。

 この前提で政策をよく見れば、れいわ新選組は保守的である。



 山本太郎が「天皇直訴」した。

 これを、れいわ新選組が左派ではない証左であるという人たちは昔からいる。左派なら天皇に頼ることは無いから、当然の指摘である。

 おそらく、山本太郎の天皇直訴は、あの田中正造のようなパフォーマンスのつもりだったんだろう。時代錯誤と言われてもいいから話題づくりのためだった。

 あの時、右翼民族派の鈴木邦男は、天皇に手紙を渡すくらいいいじゃないかと言って、勝手にやるのではなく、その制度を作るべきだと述べていた。

 しかし、勝手にやるから目立つのであって、それを意図した山本は、鈴木ほど天皇を尊重してはいないだろう。


 それより経済政策が、れいわ新選組は左派ではない証左だ。

 かつて、れいわ新選組を熱烈に応援していた元朝日新聞の鮫島浩は、いつのまにか参政党を応援するようになり、しかも、れいわ新選組が支持を失ったのは労働運動出身の大石あきこ共同代表のために左傾化したからだという根拠不明な分析をしていた。

 この『月刊 紙の爆弾』に掲載された記事を読み首を傾げざるを得なかった。

 すでに言われていることだが、もともと、れいわ新選組の経済政策はデタラメだと言われていた。左派なら経済を重視、マルクス主義の定義では政治は経済の従属物といわれるほどなのに。


 これで学歴差別する者までいた。

 あまりに山本太郎が経済に疎いことを露呈させる発言をするから、それを非難するさい、高校を中退して芸能界に入った山本太郎の経歴と絡めたのだ。しかし、山本太郎が選挙演説でやらかした程度のことは、大学を出ている人でもやらかしている。

 そんなことは、どうでもいい。


 このblogでは初期から、れいわ新選組の経済政策は話にならないと指摘していた。

 なぜなら、貨幣を大量発行すれば庶民が富裕になるという発想だからで、「れいわ新選組は、れいわ御多福会だ」と言って。これはテレビドラマでやっていた話だ。犯罪組織が経済を混乱させるため偽札を大量に作ってばらまくさい、御多福会という新興宗教団体を作って実行役にしていた。これと同じような幻想で庶民の歓心を買ってきた、ということだ。

 これこそが、れいわ新選組が左派ではない証左であり、この幻想が破れて支持を失った、というのが本当のところである。

 
 
 
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