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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年6月4日
  • 読了時間: 2分

 ナチスは左翼政党だと言う人たちがいる。

 これが匿名アカウントのネトウヨによる妄想だけではなく、これに便乗して本間奈々という選挙に立候補する予定らしい元自治官僚が言ってるので、驚き呆れられていた。

 なんでもいいから左翼が悪いということにしたいのだろう。



 ナチスは「国家社会主義ドイツ労働者党」の略称である。

 それで「社会主義」「労働者」が付くから左翼だと言うわけだ。ここで、標榜していることと実際にやっていることの違いを言っている人達がいるけれど、そういう問題ではない。

 この党名に付いているのは「社会主義」ではなく「国家社会主義」であり、「労働者」ではなく「ドイツ労働者」である。


 そももそ社会主義も色々で、どんな社会主義かの違いがある。

 例えば、かつて赤尾敏という右翼活動家がいた。東条内閣の当時に代議士だったが、しばしば東条内閣と対立したという。戦後は、親戚が金持ちなので資金はあったから何度も選挙に立候補したが、当選できるほどの組織力が無くて、いつも泡沫候補だった。

 そんな彼の政治活動の原点は『新しき村』」を読み共感し社会主義運動を始めたことで、社会主義というだけで弾圧された時代だったので検挙され、そこで獄中転向して国粋主義者になった。その後、天皇中心の社会主義を標榜していた。それで自分は「ファッショ」だと自認する発言もしていた。

 これと同じことで、「国家社会主義」は全体主義・ファシズムである。


 労働運動は国際主義である。

 だからスローガンは「万国の労働者よ団結せよ」であるし、労働歌で最も有名なのは『インターナショナル』である。

 ところがナチスがいうのは「ドイツ労働者」である。世界各地の社会階層としての労働者ではない。優れた国の秀でた国民の労働者ということ。これは民族主義である。そしてナチスは資本家と癒着していたから、社会主義者や共産党を左翼だと言って迫害していた。

  

 つまり、ナチスは極右政党である。

 もともと政党名からして極右である。屋号と実質が違うというのではない。後から入ってきたヒットラーが乗っ取って変えたこともあるが、それでも最初は左翼だったのではなく、もとから極右であり、極右の政党名なのだ。

 こんなのは常識のはずだが、低能ネトウヨだけでなく高学歴で官僚やっていた本間奈々という人までネトウヨと同じことを言うから、驚き呆れられたのだ。 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年6月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年6月3日

 八王子市議会議員選挙に立候補するという深田萌絵さんが自民党の萩生田さんから刑事告訴されたと言っている

 深田さんは今時の表現でインフルエンサーのような存在位置である。そして萩生田さんの裏金とか統一協会との関わりとかを追及していた。それで危機感を抱いたから妨害のために刑事告訴された、と深田さんはユーチューブなどで発信している。



 警察に呼ばれたけれど行くなと元警官に注意されたそうだ。

 任意で事情聴取すると言っておいて、出向いた逮捕するつもりだから。そんなことがあるのかと言う人もいるが、これは常套手段である。

 なぜなら、逮捕するには令状が要るけれど、呼び出して来たところで逮捕するのは簡単だからだ。弾圧のため内乱罪などを適応しようとしている、と深田さんは見ている。それは大袈裟だし、警察としても実施が困難だという指摘がある。だから逮捕状は無理だから、逮捕状なしで逮捕するのだろう。もし、やるとすれば。


 まず、任意で呼び出して事情聴取したいと言う。

 そして、問い詰めたらゲロったことにしてしまい、自白しようとすまいと関係なく、そうだということにして緊急逮捕する。返したら逃亡や証拠隠滅の恐れがあるということにして。これなら、逮捕令状の請求をするには疎明が困難な事件でも、令状なしで逮捕できる。

 そこから、逮捕状より緩い家宅捜索の令状を取ってガサ入れし、都合の良いものがあれば押収し、無ければ自宅や事務所をかき回して物を散らかしたり壊したり業務妨害の嫌がらせをする。

 こういう次第だろう。


 これは、自分もやられたことがある。

 警察署に出向いた時も、自宅に警官が押しかけてきた時も、逮捕はされなかったが、殴られたり物品を壊されたりした。

 これを法的に追及すると、弁護士とその家族が同じことをされるので、それを知っている弁護士は相談されると逃げる。あの人と関わりを持たないほうがいいと周囲に言うことまである。意思も知恵も弱い弁護士が多いから仕方がない。まず自分がシッカリすることだ。

 深田さんはシッカリしている人らしいから、戦えるかも知れない。

 
 
 

 アメリカのテレビドラマで、高校生が親を殺害しようとする話があった。

 これは暖房器具の故障に見せかけた一酸化炭素中毒で、巧妙だったが見抜かれてしまった。これを仕組んだ高校生は、一流大学の入学選考に合格したけれど、父親が収入はあるのに息子の学費を出さないというので、父親が死んでくれたら奨学金が得られると考えてのことだった。

 こういう話は現実にあり、他にも、親が愛人を作って、そちらに金がかかるから子供の学費を出さず、そういう事情では奨学金をもらえない、などの気の毒な例が色々と存在している。


 なんでこんな話をするのかというと、高校無償化のことがあるからだ。

 この高校無償化で自民党は、超富裕層は除外するべきだという意見が内部から出ているので検討しているということだ。

 しかし無償化すると決めたなら親の所得など関係ないはずだ。こういうことは一律であるべきだ。それに、親が富裕でも、その恩恵をなにもかも子供が受けているとは限らない。だから、上記のような現実があるという話になるのだ。



 なんで自民党はバカなこと言っているのか。

 そもそも、超富裕層からは税金をたくさん取るものだ。それを高校無償化の財源にすればいい。そうすれば、後になってから、一律に無償化すると富裕層とそうでないのとで不公平になる、なんてことを言い出すことはない。

 ところが、金持ち増税をしたくないから、自民党は高校無償化の所で変なことを言い出すのだ。超富裕層から税金をシッカリ取ってないことで後ろめたいから、子供の学費を払わせれば少しは帳尻合わせできるという姑息な発想になるのだ。


 そんなバカなことはいい加減にすべきだ。

 どんな学費も無料にして、その財源は超富裕層への課税強化によって確保する。それが筋だし、最も効率が良い。

  

  

 

 
 
 
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