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小沢一郎の政権交代は詐欺

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月7日
  • 読了時間: 3分

 小沢一郎の事務所がSNSのバツ(エックスとも言う)のアカウントで発信している。

 これは小沢一郎が書いて投稿しているのではないと言われている。だから「事務所」と表記している。彼は昔から健康状態に不安があって、SNSなんかマメにやる体力があるとは思えない。

 それに、小沢一郎当人だったら、言いそうにない、考えそうにない、という内容ばかりである。これは自分で書いてないからばかりとは言えない。自分の考えなどどうでもよく、政局のためご都合主義の内容になっている。ということは表向きの建前であって本音は別である。


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 例えば「報道の自由度」の件である。

 このいかがわしさは、ここで既に指摘したが、それとは別として、小沢一郎なら絶対に言わないことが事務所から投稿されているから虚偽と言わざるを得ない。

 小沢一郎の事務所は、日本の報道の自由度が低下しているのは自民党などの圧力が原因であるとされていることを捉えて自民党を批判しているが、小沢一郎は自民党にいたとき、自分の気に入らない報道をした朝日新聞に「アカ新聞」と罵りの言葉を吐きかけたことは有名である。


 ちなみに「アカ新聞」の本当の意味は英語では「イエローペーパー」のことである。

 つまりゴシップや下ネタが専門の新聞である。それを共産党の機関紙と混濁している人がいる。例えば中曾根康弘首相も自分が気に入らない報道に「アカ新聞」と言っていた。

 ただ、小沢一郎の場合、朝日新聞にオフレコ発言をすっぱ抜かれて「アカ新聞」と言ったのであり、その発言とは連立政権について相手構わずの野合だと批判されたさい「どの女と寝てもいいじゃないか」と下品な喩えをしたからで、しかも小沢一郎は配偶者とは政略結婚だったから、その不満から買春で憂さ晴らしていて週刊誌から「夜の連立」と揶揄されてもいたほどなので、それで新聞に下ネタを書かれたという意味で言った可能性がある。

 とにかく小沢一郎は自民党を非難していても、それは自分がやっていたことなのだ。

 

 最近の小沢一郎事務所の矛盾に満ちた酷い投稿は、野党共闘についてだ。

 なんとかの一つ憶えで、野党がバラバラでは自民党を利すると、まだ言っているが、立憲党の代表について自民党亜流の野田佳彦を小沢一郎が推したことに対して批判があり、これでは野党がまとまれなくて当たり前で、まず自分が反省しろと言われていた。

 そうなってしまっているのは、先の指摘のとおり小沢一郎事務所のアカウントは小沢一郎が自分で書いてないからだ。

 それに、ずっと昔から、自民党に立ち向かうため野党はまとまれと言っている人たちは、そのために野党が皆で一緒に自民党と同じ政策になって財界と米国を安心させるべきだと言ってきたのである。そもそも自民党の政治が悪いのは財界と米国に隷属しているからなのに。それを反自民を題目にして相変わらず継続させようという詐欺が「野党はまとまれ」であった。

 こんなことに、もう国民は騙されない。

 

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