- 井上靜

- 2021年6月3日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年6月23日
エジソンの有名な言葉「天才とは99%の努力と1%の霊感」というのは、元はパースピレーションとインスピレーションで、言葉をひっかけてある。
だから、発汗は努力ではなく労力というべきで、霊感というスピリチュアルな言葉ではなく閃きぐらいにしておいたほうが良い。そして本来の意味は99%まで労力を費やしても、あと1%のところで閃かないと虚しいということだった。
この発汗についての表現だが、暑くなってきて気になる。
かつて暑くて汗をかいたという意味でsweatを使ったら、それは汚らしい感じがする表現だからperspireを使用するべきと外国人に言われたという話があった。sweatは普通の表現で、perspireは婉曲な表現だから、お通じをウンコと言うようなものだというわけだ。
そこまで大きな違いがあるのか、辞書で調べても解らなかった。

しかし、それだからポカリスエットというのはセンスの良い商品名ではないという指摘もある。発汗して水分と電解質を補給するという意味で付けた名だろうが、汗臭いような響きで、とても飲物という気がしないというのだ。
いちおう英会話では留意しておくけれど、スポーツをする時はどうなのだろうか。酷暑のオリンピックで何と言うか気になっていた。それより今は伝染病のほうが話題になっているけれど。


