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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年3月17日
  • 読了時間: 2分

 3月11日のNHK特集を見て腹が立ったと言う人たちがいた。

 あるジャーナリストは、その番組が震災について「命の大切さ」だの「絆」だのと情緒的なことを語り、原発事故については「廃炉」の問題に少し振れただけだったと指摘し、風化させようとしている意図があるとしか思えない番組だったと、憤っていた。

 その前にNHKは、ロシアについての特番で、店には商品が豊富で国民の生活は豊かだという事実を取り上げながら、それに引き換え日本国民の生活惨状という話にはならず、ロシア国民の殆どがプーチン大統領を支持しているという当たり前のことを提示しながら、それは情報が規制され報道が仕向けているためだと悪く言っていた。日本国民の生活が惨めになっている原因の政治について隠蔽しているマスメディアの最たるNHKが、よくも言ったものである。



 チェルノブイリ原発事故の当時、先日死んだ曾野綾子がNHKに出ていた。

 そして、チェルノブイリ原発事故の犠牲者より妊娠中絶の方が多いという狂信的な発言をしていた。昔からカトリック教会の妊娠中絶反対は極端すぎてエホバの証人の輸血禁忌より遥かに大きな批判を受けてきたが、そこへ自称カトリック信者で幼稚園から大学まで聖心のお嬢様というだけが売りだった物書きが、公共放送に出てきて一部の宗教団体の教義を語るだけでも不適切である。

 また曾野綾子は文学賞は受けておらず受賞したのは正論大賞ということで、まさに権勢に媚びて弱い物いじめを商売にしているマスコミ人だが、原子力業界から金を貰って発言していることでも知られているから、買収されて一部に偏った発言をしているも同然であった。

 つまり二重に公共放送として相応しくない人選と発言であった。


 曾野綾子のことは極端に異常だ。

 だが、そんな番組まで放送しているのだから、他でも原発の問題では同じ姿勢であり、ただ曾野綾子に比して異常性が低いだけであった。

 他にも自然環境破壊の問題で、森林伐採で材木業者とつるんだ役人を出演させて一方的な発言とともに保護運動をしている人たちを情緒的だとにやけ顔で言わせるなどの侮辱したり、外部から圧力がかかったにしても酷すぎる番組を連発していた。

 昔からNHKは、こんな調子だった。今始まったことではない。

 
 
 

更新日:2025年4月9日

 北原みのりが、伊藤詩織の映画を擁護する人たちは、加害者の男が安倍政権と密接な関係であるから政権批判に結びつけたがる左翼だ、と決めつけていた。

 これは奇妙である。逮捕状を握りつぶしたことは法治国家にあるまじきことで、特に左翼として問題にすることではない。

 この北原みのり式ネトウヨ的な発想が、伊藤詩織バッシングの総ての根幹にある。そう考えれば叩いている連中について実によく納得できる。



 また、北原みのりが共感する弁護士の発言にも驚愕させられる。

 その弁護士の発言とは「恩を仇で返してはいけない」であった。弁護士と依頼者は契約関係である。法的な問題があれば個人的に指摘などするべきものだし、それをはみ出してはならない。「法は道徳に踏み込まず」の大原則があるからだ。

 だから、その元代理人たちの言動には、他の弁護士たちからも批判が出ている。


 その元伊藤代理人の弁護士の資質は前から問題だった。

 これについては、ここを訪問して閲読している人たち、および前に書いていたblogの司法問題を閲読していた人たちなら、既に知っていることだ。もう随分と前に、伊藤詩織さんは、こんな弁護士を雇って大丈夫なのか、と述べていた。

 また、小説家が権勢に媚びてイジメのような発言をして無知をさらけ出していることも滑稽だが、ジャーナリストを名乗る連中が知ったかぶりして「伊藤詩織は駄目だ。ジャーナリズムとは~」と偉そうに説いているのも滑稽である。 

 

 そういう実態を曝け出すようにしてくれたのも伊藤詩織の功績と言える。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年2月20日
  • 読了時間: 2分

 「望月衣塑子記者は黙れ」

 と言っている人たちに伝えたい。東京新聞が「空気を読まない記者」をつくり続ける理由。

 

...と広報しているのは、黙れとか言っている人たちがいてこその話だ。

  それがなくては何の意味もない。


 つまり非難されてナンボどころか、非難されること自体が目的だ。

 これはネットスラングでいうところの「炎上商法」だから。もともと東京新聞のやっていることは「隙間産業」であり、全国紙がことごとく堕落してしまった間隙を突いての話題作りをしているにすぎない。

 そこで一種のアイドルを作った。それが望月記者である。美人でパフォーマンスが上手いから。


 それで東京新聞の紙面はどうか。

 ちゃんと読むと、朝日新聞や読売新聞などの全国紙と同じである。そこで記者が騒いで見せるのは宣伝であり、記事が他と変わらないのに記者が騒いで何か違うように言うのは虚偽である。

 もともと、ズバズバ質問する新聞記者はザラにいたし、それが当たり前だった。そうでない馴れ合い記者も昔からいて、そんな馴れ合い記者の方が軽蔑されていたものだった。それが空気を読むのが当たり前になってしまって、そうしないで騒ぐことを売りにする新聞がある、ということからして情けないのだ。


 それでも紙面が他に比して良いなら結構なことだ。

 しかし最初に述べたように飽くまで炎上商法であり、注目されるために記者が騒ぎ非難されること自体が目的だから、肝心の記事は全国紙と変わらない。

 そもそも地方紙では、全国紙以上に、配信記事に依存したり受け売りの記事が多くなったりするのは必然である。

 それでもウケると踏んでいるのだろうか、東京新聞の営業や広報は。  

  

 
 
 
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