人体実験を繰り返した「731部隊」の元少年隊員の男性(93)は、意を決して体験を話したところネットで「ジジイ、噓ついてやがる」とたたかれた。「731はでっち上げ」という本も読んだ。怒りを感じつつ、証言を続けていると言う。
証言が叩かれるのはテレビ朝日の影響大である。
731部隊の話は嘘だと、右翼体質がひどい共同通信の論説委員で歴史修正主義者でもある久保文雄は、これをテレビ朝日で断言した。
そんな人ばかり出したテレビ朝日。他にも屋山太郎や三宅久之が、テレビ朝日で低劣ウヨ発言を繰り返した。それを放置し続けた結果として今がある。
朝日新聞の人は、どう思っているのか。
少し前に日本維新の会の馬場伸幸代表が発言した。
立憲党について「いても日本は何も良くならない」、共産に関して「日本からなくなったらいい政党」と。
両党から撤回を要求されたが「政治家として信念、理念を持って発言している」「謝罪や撤回をする気はまったくない」と述べた。
これもテレビ朝日が先鞭をつけた。
同じ趣旨の発言を執拗に繰り返し撤回してない。駒沢大学の福岡政行が、共産党などは居ても無意味で、議席の無駄だから国会から排除するべき、などと。
そんな局に共産党の人たちは呼ばれるたびに出演しては悪口を言われ続けたから、維新の人にも言われる。中曽根元首相なんか身から出た錆にも関わらず、彼が関与した疑獄事件についてテレ朝の取り上げ方が気に入らんと取材拒否。むしろ共産党が甘すぎるというべきだ。
他にも実例を挙げたらきりがない。
テレビ朝日が煽った結果なのに、後から他所事のように問題視する朝日新聞の怠慢というか堕落というかの実態である。