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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年5月11日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年5月30日

 「日本の報道の自由度」が低下していると外国から指摘された。

 このことがNHKの「報道」だと「大企業の圧力」のためであるとしているが、ほんとうは「政府と大企業の圧力」なのだ。そこから「政府」を除外している。これだけでもあからさまな嘘をNHKは流したことになる。

 また、政府の圧力なら予算を握られているNHKが最たるものであることは昔から常識だ。それを隠し、政府に媚び諂い、受信料だけで広告なしのNHKは「報道の自由度」低下と関係ないと錯覚させる意図だろう。もうほんとうに最低のNHKである。

 


 最低なのは絶対にNHKだが次のブービー賞はいくつか候補がある。

 その一つが「小沢一郎事務所」のツイッター-アカウントである。この「報道の自由度」低下で日本は世界71位について「本当に恥ずべきこと。」とツイートしていたが、小沢一郎は、もっと政治的実力があった当時、自分の気に入らない報道をしたら「アカ新聞」などと罵っていた。そういうことが続いた結果、今の状態なのだ。少しは恥を知るべきだ。

 ところで「アカ新聞」は中曾根総理大臣も同じように言っていたし、世間一般にも言う人がいるけれど、これは日本共産党の機関紙『赤旗』から連想している誤解である。ほんとうの「アカ新聞」とは「イエローペーパー」のことである。ゴシップや下ネタを売りにしているものが、英語や中国語では黄色に喩えられているけれど日本語では赤色だった。


 しかし、赤・レッドは熱血漢でリーダー格、「紅一点」の色っぽい女性は桃色・ピンク、という印象で喩えられようになった。

 だから風俗店を「ピンクサロン」、ポルノ映画を「ピンク映画」と言ったり、色っぽい衣装と振付で人気だった「ピンクレディー」というアイドルグループがあったりして、子供に人気の「戦隊シリーズ」も熱血漢のリーダーが「アカ-レンジャー」、紅一点の隊員が「モモ-レンジャー」、さらにマーベルと提携して製作し「デンジ-レッド」「デンジ-ピンク」となって、ずっと続いてきた。

 これについて自分の父親は総てひっくるめて「仮面ライダーみたいなの」と言っていた。小さい頃はいい加減だと思ったが、今これだけシリーズが続いて増えてしまうと区別したり記憶したりが困難だから、それでいいのかもしれない。


 とにかく、なんでもそうだが、時代の変化で違ったりするものだ。

 ただ、これは前に大学の先輩が言っていたことだけれど「アカっていう思想は無いでしょう」に尽きる。


 そもそも「報道の自由度」は意味のないことだ。

 その尺度の一つとして「国による統制」があり、それの厳しい「北朝鮮」が最下位となり、いちおう嘘ではないが、しかし、それによって国際金融資本や多国籍企業の影響などが無いから、むしろ欧米や日本よりも国民は真実を知っている、という逆説というかパラドックスというかの状態である。実際に行った人たちに訊いても、むしろ北朝鮮のほうが多様な報道が電波に乗っていて、そこから国民は情報を選択していると証言している。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年5月3日
  • 読了時間: 2分

 各マスコミが憲法改正や緊急事態条項の新設について世論調査を発表した。

 すでに指摘されているように、質問にさいして「ウクライナ戦争」「大規模災害」などのバイアスを巧妙に仕掛けており、非常に誘導性が高いものとなっていて、それは政府与党の屁理屈をマスコミがそのまま使用したものである。

 そのうえで、ついに改憲論者が国民の多数派になったとか、改憲派(与党側)に国会で多数派となって欲しいと有権者は期待していると、もう完全に政府与党の選挙公報をマスコミが担っている。



 戦後の憲法は「軍隊」を否定した。

 これは正確にいうと「天皇の軍隊」である。だから自衛隊ではなく軍隊にするため天皇を廃止して共和制にするなら世界からも受け容れられて問題ないと指摘されてきたが、そこをいいかげんにして憲法議論ごっこしているのが自民党とマスコミである。


 ただし、もともと日本に憲法も法律も存在しないも同然である。

 だから政権与党もマスコミも無法のし放題なのだ。裁判の判決文のなかで堂々と「法律ではそうなっているが、この場合は公的機関(または上級国民)のために法律を無視する」という文言が横行している。そういう判決文を前に何度も紹介したことだし、それで弁護士もやる気が無かったり不真面目だったりしていると指摘もしたので、ここを訪問している方々にはもうお解りだろう。


 なぜ、そこまでひどいのか。

 一つには、気づいていない人や、絶望的な気持ちになるから無視している人がいるからだが、そうでもしてないと正気を保てない人に無理強いしては気の毒である。

 それで、他人に期待しないで自分が努力することだ。そうして孤独な戦いをしてる人のそばにこそ、人も幸運も近寄って来るものだ。

 
 
 

更新日:2022年5月1日

 かつて吉野家は乾燥肉でズッコケ、次はシャブ漬け発言騒動でズッコケ。

 その吉野家専務は、早稲田大学で講演したさい販売戦略の話題の中で、女の子が高価な料理を知らないうちに吉野家の安物に慣れさせ「シャブ漬け」(麻薬中毒)のようにしないと、男からご馳走してもらうようになって高価な味を知ってしまってからでは、もう食べなくなってしまうと発言した。

 これを女子学生が批判し、そこから騒動になり、同専務は解任となった。



 ところで、こんな女性差別は、どう報道されてきたか。

 特に70年代から80年代の初頭にかけて、朝日新聞の見出しは必ずといっていいほど「~なんて女性差別ョ、女性団体が批判」のワンパータンだった。

 もともと新聞の見出しが紋切り型であることは指摘されていたことだが、それにしても批判している女性を揶揄した見出は品性下劣である。また、自ら考えた報道と論評ではなく、他人の批判を引き合いに出しているのも卑怯だ。


 この卑怯さは相変わらずだ。

 今だって国会の報道は「野党が反発」という見出しで、では法案と審議がどうなのか、新聞が独自に検証しようとはしたがらない。これは朝日新聞に限ったことではないが。

 それに「両論併記」「公正中立」「不偏不党」と言うけれど、そういうのは本来なら弱者や少数派への配慮であるのに、権力や権勢に媚びたり委縮したりのことだ。だから必ず弱者や少数派を見下して、女性が~野党が~と言うのだ。

 こんなことするマスメディアは最低である。


 


 
 
 
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