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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年10月28日
  • 読了時間: 3分

 英国のトラス首相が就任早々で辞任した訳は別にあるという指摘。

 いちおう、経済政策で失敗したからということになっているが、実はトラス首相は就任したら核兵器を使うと言っていて、ウクライナの件があるので本当にヤバイということになり、周囲で引きずりおろしたのだということだ。


 その前に外相だった時にはロシアと対峙して失態があったと報じられた。

 それはロシアの剛腕で知られるラブロフ外相と緊迫した会談の中で、ロシアの州をウクライナの州と取り違えてしまったということ。

 もともと日本では、事故があったチェルノブイリ原発、ムソルグスキーの音楽に出てくるキエフの大門、乳母車が転がり落ちるオデッサの階段、などをウクライナではなくロシアだと思い込んでいた人もいるが、外相として勘違いでは済まないことをしでかしたというのを後から言われるのは、他にもっと深刻なことがあったからだろう。


 オリバーストーンがトランプ大統領で良かったと発言していた。

 それまで散々トランプを批判してきたが、しかしクリントンだと戦争になっていたから、それよりはまだマシというわけだ。

 オバマ大統領になって、ブッシュ親子と違って平和志向かと期待したが大外れだったのは、マイケルムーアの映画にも出ていたとおりオバマ本人の資質にもよるが、特に戦争については国務長官をしていたヒラリークリントンの好戦性が影響していたことは明らかである。友好的にやっていたことに付け込んで戦争をしかけて殺してやったと言ってアッハッハッハと大口あけて高らかに笑う狂気のヒラリークリントンの姿は動画もあり語り草で、ただ大手メディアは黙殺している。



 日本では小池百合子が自衛隊で心配されていた。

 彼女が防衛相になった時に変なことで戦争にならないかと自衛隊内で危惧されたのだった。これは当時の自衛官が言っていたことだけど、男社会の偏見とばかりも言えない。

 そのほかにも、稲田朋美、片山さつき、高市早苗、杉田水脈、などなど保守派の女性政治家たちは揃って好戦的で、その単純なタカ派ぶりは薄っぺらで浅はかだ。おそらく、土井たか子や福島瑞穂らとは違うのだと強調するため、ことさらの言動なのだろう。


 そもそも英国のサッチャー首相が戦争で支持されていた。

 もともと政策でも見識でも御粗末だったサッチャーは、戦争で人気取りして、ここから他も戦争好きな一部国民から美化されたにすぎなかった。

 しかし今はロシアとNATOがウクライナで戦争をしているのだから、昔と同じ感覚で核兵器を使用されては英国だけでなく米国もNATO加盟国も困るから引きずり下ろしたということも充分に考えられる。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年10月24日
  • 読了時間: 2分

 英国のトラス首相が就任早々で辞任を表明した。

 その原因は経済政策の失敗で批判が大きかったからだ。経済政策の失敗でも辞めずに再選までされた人として有名なのはフランスのミッテラン大統領であるが、彼は国有化などの社会主義政策が強引だったけれど、しかし失業を恐れる国民の多くが彼から代わって欲しくないと希望したからだと指摘されていた。

 その点で英国の保守党は失業など知ったこと無いという態度で昔から一貫しているから、何か上手くいかないと直ちに辞任へと追い込まれるのではないか。



 このところ英国の保守党から輩出される首相は駄目な人ばかり。

 かつてサッチャー首相は功罪いろいろと言われたが、それだけ存在感があったけれど、そのあと保守党は人材難になったと言われていた。

 まず続くメージャー首相が不評だった。これについて英国人のピーターバラカンが言っていた。保守党の人材難とかいう以前にメージャー首相はひどすぎる、と。たしかに、メージャー首相はどんな政策をしたいのかという話に全然ならなかった。まるで特徴が無く、唯一の特徴はメガネをかけた顔がエルトンジョンみたいだ、ということだけだった。

 その不振が今まで続いているというわけだ。


 ダイアナ妃の映画が話題であった。

 そこには英国王室の裏側が告発されていたので興味を持たれたわけだが、もう王室はタブロイド紙を賑わせるしか存在価値が無いと言われて久しく、だからトラス首相も昔は王室廃止論者だったらしい。しかし出世のために変節したとのことだ。

 そして首相に一旦は成ったので、あとは高額な年金がもらえる立場である。だからサッサと辞めていいのだろう。

 これに対して日本の政治家は失敗しても責任をとって辞めることが中々無い。権力を失うと追及されて下手すると逮捕されるから地位にしがみ付く。ホリエモンこと堀江貴文が言っていたらしいが、彼は自民党の応援を受けて選挙に立候補したが落選し、これについて安倍晋三は、あのとき当選できていれば不正を追及されて刑務所に入ることは無かったのにと指摘したそうだ。いかにもありそうな話である。


 はたして英国と日本と、どちらの政治がより悪いだろうか。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年10月22日
  • 読了時間: 2分

 ハイチでの混乱について。

 相変わらず米国のやり方である。ベネズエラでもそうだった。勝手に次期首相や大統領とされる人物を仕立てて国際介入を依頼させ、それを根拠に米軍や武器を現地に送る。

さらに今回はカナダや国連も加わっているが、欧米メディアは全くこの事実を報道しない。


 アメリカ大陸侵略の時から続いている手法だ。

 先住民で言いなりになる者を勝手に酋長としてしまう。もともとのリーダーとそれを選んだ住民は叛徒として殲滅する。

 こうして成立した国々であるから、米国もカナダもオーストラリアやニュージーランドも同調する。

 

 最初の『ウルトラマン』にあった話。

 地球侵略を目論む宇宙人が、一人の子供を勝手に全人類の代表者と見做し、地球を我々に譲渡すると言えば好きな物を与えてやると誘惑する。

 これは脚本家が沖縄の出身者だから軍事基地のために土地を住民から取り上げる米国のやり方を風刺したものだと指摘された。



 こういう問題をかつては朝日新聞も取り上げていた。

 もう、そんなことは無くなって久しい。だから中東イスラムの報道から今日のウクライナクライシスに至るまで、堕落した報道まがいばかりなのだ。

 いまさら拙書『朝日新聞…』の指摘した通りだと我田引水しても詮無い事かもしれないが、残念ながら当たっていたのだ。

 
 
 
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